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プレイフルな耳もとジュエリー【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.30】

耳もとのアクセサリーが楽しい。洋服やバッグなどの「大物」を買うのにちょっとくたびれた時季、ふと目をやると、ありきたりではなく楽しいデザインの耳もとアクセがこちらを呼んでいる。キラキラした揺れ感や、インパクトのあるボリューム、自分らしいつけこなしができるセットなど、バリエーションも豊かで思わず笑顔になってしまうアイデアが、ひとつのオブジェに凝縮されているよう。ひょっとして、デザイナー自身も耳もとの提案を楽しんでいるのかも? そう思わせるような遊び心が詰まっている。ダイヤモンドやプラチナとは違って、ずっと手に取りやすい価格と、夏にぴったりの軽やかな存在感もいい。今を楽しむためのポジティブなモチーフとして、ぜひ身につけたいアイテムだ。
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個性的で、でもしっくりなじむ3つのデザインを自由に組み合わセて。シルバーの輝きが涼しげ。ピアス(3個セット)¥58,000/オンワードグローバルファッション(ジル サンダー)
それに、イヤアクセサリーは、身につけていてストレスなく、その人をおしゃれに見せてくれるありがたい存在でもある。まとわりつくものは一切身につけたくない! そんな気持ちになる夏、着こなしは気温上昇とともにゆるく、エフォートレスなものになってゆく。そんな時でも、耳もとさえ”盛って”おけば大丈夫。Tシャツ1枚でいい、いや、むしろそれくらいシンプルな服でいる時の方が魅力的だ。プレイフルな大ぶりのアクセサリーが、顔まわりに明るさと清涼感を運んできてくれる。

【select point】
・遊び心あるデザインと、目に留まるボリューム感が必須!
・ラグジュアリーな貴石やゴールドよりも、シルバーやブラスのカジュアル感が気分
・旬のデザイナーたちのアーティスティックな感性を凝縮したデザインを楽しんで

横顔も印象づける、イヤーアクセサリーの名品5

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【CELINE】 クールでミステリアスな蛇をモチーフにした「レプタイル」コレクション。蛇が耳たぶを通り抜けて、ひっそりと横顔に寄り添っているような、どこかロマンチックで冷涼なムードに。重さを感じさせない繊細なデザイン。 イヤーカフ¥65,000/セリーヌ バイ エディ・スリマン 問)セリーヌ ジャパンTEL: 03-5414-1401
【LOEWE】 アセテートのポップなイエローが夏にぴったり。ロエベの人気コラボレーション「パウラズ イビサ コレクション」の陽気なバカンスムードを凝縮したようなリーフモチーフが表情を明るく見せてくれる ピアス¥45,000/ロエベ 問)ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL 03-6215−6116
【SAINT LAURENT】 繊細なゴールドのチェーンが光を集め、動きに合わせて揺れてきらめく、グラマラスなデザイン。首まですらりと見せるロングなフリンジピアスだけど、ボリューム控えめだから軽やかな雰囲気も。夜遊びに出かけたくなる! ピアス¥45,000/イヴ・サンローラン(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) 問)イヴ・サンローラン TEL 0570--16-655
【JIL SANDER】 ミニマルなデザインの中に、きらりと光る個性が魅力。辛口ムードのシルバーのフープは、ちょっといびつなフォルムに可愛げも感じさせて。シンプルなTシャツなど、普段づかいで楽しみたい。 ピアス¥42,000/オンワードグローバルファッション(ジル サンダー) 問)オンワードグローバルファッション 0120-919-256
【GIVENCHY】 みずみずしさを感じさせるパールとシルバーに、ラインストーンを散りばめ、チェーンで盛ったアシンメトリーなピアス。ボリューミーだけど、重さを感じさせない透明感は夏にぴったり。片耳ずつつけて、コーディネートのアクセントにしても素敵。 ピアス¥89,000/ジバンシィ表参道店(ジバンシィ) 問)ジバンシィ表参道店 TEL 03-3404-0360

知っているとさらに愛着がわく、人気ブランドのヒストリー【ジバンシィ】

ブランドの創始者、ユべール・ド・ジバンシィは1927年パリ郊外のボーヴェに生まれた。1952年にブランドをスタートさせた彼の名を一躍世間に知らしめたのは、1954年に公開された、オードリー・ヘップバーン主演の映画「麗しのサブリナ」の衣装だった。以来、オードリー・ヘップバーンは、ジバンシィを象徴するミューズとなり、数々の出演作で彼女が身にまとうジバンシィのルックは、永遠のエレガンスとして記憶に残るものとなった。特に、「ティファニーで朝食を」のリトルブラックドレスは、ひとつの象徴といえる。ユベール・ド・ジバンシィは2018年3月に91歳で永眠。多くの人々がその業績を讃えた。
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2019FWコレクションのランウェイより。アーティスティック・デザイナーのクレア・ワイト・ケラーによるルック
1990年代以降、数多くの華々しい才能がジバンシィのデザインを引き継ぎ、2017年からは、クレア・ワイト・ケラーが全コレクションを担当している。クロエのクリエイティブ・ディレクターを経て、初の女性デザイナーとして、アーティスティック・デザイナーに就任したクレアは、ユペールの築いてきた新しい女性像に共鳴。もともとロマンティックでエフォートレスなスタイルを得意とする彼女が、ジバンシィのエレガンスを引き継いで提案するコレクションからは、どこかオードリー・ヘップバーンの可憐で奔放な面影がよぎるようだ。
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ECLIPSE=“日蝕”と名づけられたモチーフピアス。クレアの女性らしい感性が込められて。ピアス¥89,000/ジバンシィ表参道店(ジバンシィ)
文・久保田梓美

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