撮影現場でウワサのドラマをピックアップ! 今回は、バイラ随一の韓ドラ好きオンニたち、ライター 陶山真知子&スタイリスト 池田メグミが「おつかれさま」をレビュー。

ライター 陶山真知子&スタイリスト 池田メグミ
ライター 陶山真知子(左)●推しと、その友達らが無防備な姿で料理するKバラエティを観るのが至福。
スタイリスト 池田メグミ(右)●日々韓ドラとK-POP界隈をパトロール。時間を見つけては渡韓し、聖地巡礼。
今月はドラマ「おつかれさま」が話題!

Netflixシリーズ独占配信中
IUとパク・ボゴムのダブル主演。1960年代から現代を描く、夫婦の人生物語に拍手
陶山 1960年代から現代までの済州島が舞台。IUが演じるのは、小さな漁村で厳しい海女の母のもとに生まれ、幼いながらどんな困難にもひるまない、気丈な主人公オ・エスン。
池田 ちょっと生意気な文学少女に扮するIUが可愛くて、ますます好きになりました。苦労が絶えない母とは違う生き方を選択するため、「島から抜け出し、ソウルで自分の夢をかなえたい!」と、なりふり構わずに生きる姿を熱量たっぷりに好演。
陶山 もう序盤から引き込まれて、エスンのトレードマーク、レトロなおかっぱヘアピン姿も愛おしい♡
池田 初共演という、ヤン・グァンシク役のパク・ボゴムとのケミも楽しみのひとつですよね。幼なじみの彼はエスンのことが大〜好きで、いつもくっついて回るんです。靴を履かせたり、食事を分けたり、彼女をかいがいしく一途に慕う、優しさのかたまりみたいな尊い存在。
陶山 そんな幼い二人の初恋は、グァンシクの親族の猛反対にあい、無鉄砲な計画を実行するに至って……。
池田 二人のケミが爆発する、2話と3話が最高で、名シーン満載♡
陶山 周囲に反対されながらも、やがて二人は結婚し、エスンは済州島で長女ヤン・クムミョンを出産。
池田 この娘役もIUが演じ、一人二役でドラマの期待をさらに高めます。
陶山 舞台も固定電話からポケベル、ガラケー、スマホの現代へと時間が流れて。韓国を襲った経済危機など、困難な時代背景とともに、白髪の増えた中年期を、エスンはムン・ソリ、グァンシクはパク・へジュンが演じているのも本作の見どころ。もうひと組の温かく、コクのある演技が、私たちを何度も泣かせるんです……。
池田 母娘の人生悲喜こもごもに没入。観始めたら止まりません!
イラスト/ery 取材・文/陶山真知子 ※BAILA2025年7月号掲載 ※配信情報は記事掲載時点のもので、変更になっている場合や、配信が終了している場合があります。
























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