韓国ドラマ大好き! なライターが、ぜひおすすめしたい作品を紹介する連載コラムです。
“彼女を愛した男は死ぬ”ーー。元刑事の保険金詐欺の調査員が、不可解な死の連鎖の中心にいる魅惑的な美術品競売人を追うことから始まるロマンススリラー『セイレーンのキス』のあらすじと見どころをご紹介します。
1.『セイレーンのキス』作品概要

『セイレーンのキス』(2026)
全12話
出演:パク・ミニョン、ウィ・ハジュン、キム・ジョンヒョンほか
Prime Videoで独占配信中
提供:Prime Video
【あらすじ】
保険調査員のチャ・ウソク(ウィ・ハジュン)のもとに、保険金殺人に関する情報提供の電話が入る。しかし、その直後に情報提供者がビルから転落して死亡する事故が発生。他殺の可能性があると感じたウソクは調査を始め、情報提供者の同僚であるハン・ソラ(パク・ミニョン)が怪しいと睨む。さらに、ソラが過去に交際した男たちが彼女を受取人に指定した生命保険に加入したのちに不可解な死を遂げていることを知り、ウソクはソラの正体を暴こうと動き出す。
2.日本の“月9”が原作!

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『コンフィデンスマンJP』をリメイクした『コンフィデンスマンKR』に主演したことが記憶に新しいパク・ミニョン。原作の世界観を大切にしながら自身の色や韓国ならではの感性を込めて演じる姿が印象的でしたが、今回紹介する『セイレーンのキス』も1999年にフジテレビ系で放送された月9ドラマ『氷の世界』(主演:竹野内豊、松嶋菜々子)を再解釈した作品。『悪の花』で第57回百想芸術大賞演出賞を受賞し、『セレブリティ』『マザー』などを手がけたキム・チョルギュ監督が演出を手がけています。
脚本は、本作がデビュー作となる新人イ・ヨン氏が担当。原作が持つロマンスの甘さとサスペンスの緊張感を踏襲しつつ、現代の韓国社会を反映して丁寧なアレンジが施されているので、原作を知っている人も新鮮な気持ちで楽しめるはず!
3.危ういほどに美しいハン・ソラに翻弄される

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ソラは、大手アートオークション会社「ロイヤルオークション」の主席競売人。氷のように冷たく凛としたオーラを放ち、ウソクと警察にマークされても動じないどころか、挑発するという肝っ玉ぶり。
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能!?』の仕事熱心な予報士役、『彼女の私生活』の完璧主義な学芸員役、『キム・秘書はいったい、なぜ?』の敏腕秘書役など、数々の“しごできヒロイン”を演じてきたパク・ミニョンらしく、本作でも優れた慧眼とセンスで主席に君臨するソラをカリスマ性たっぷりに演じています。

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同僚が亡くなったにも関わらず、警察に非協力的な態度をとるソラ。さらに、最近水難事故で死亡したソラの恋人が、ソラを受取人に指定した巨額の生命保険に加入していたことが判明。不審に思ったウソクが保険金詐欺の調査を進めると、過去に交際した2人の男もソラが受取人になっている生命保険を契約後に命を落としていたことが明らかになります。
情報提供者とソラが普段から対立関係にあり、警察に「転落死は自殺じゃない」というタレコミの電話が入るなど、ソラへの疑惑は深まっていく一方。しかし、ソラには転落事故発生時のアリバイが。保険金殺人容疑に関しても、元恋人たちは全員死ぬ直前に生命保険を解約していて……。
ソラは容疑者なのか、愛する人を次々と失った被害者なのか。「ソラは潔白なのかも」と思ったら、次のカットでソラが意味深な表情を浮かべているんですよ……! その美しさも相まって、思わずぞっとしてしまいました。悲劇のヒロインにも悪女にも見える、ソラの魔性の魅力に振り回されっぱなし!
4.ロマンスにアクションも。ウィ・ハジュンの“いいとこ取り”

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ウィ・ハジュンが演じるウソクは、検挙率1位の成績を誇る保険詐欺特別調査チームのエース。もとは有望な刑事でしたが、5年前に交通事故の保険金詐欺でたった一人の肉親である妹を失い、同じような被害者を出さないために保険調査官になったのでした。
誰よりも保険金詐欺を憎んでいるウソクは、一度嚙みついたら絶対に離さない執念深さでソラを追い詰めていきます。前半のウソクは率直に言うと“嫌なやつ”なのですが、段々と甘いウィ・ハジュンが出てきますのでご安心を。

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また、彼の真骨頂であるアクションも見逃せません。本作のアクションシーンは、派手さよりもリアルさが重視されている印象で、ウソクの拳から怒りや悲しみといった感情が感じられるところが見どころ。最近出演したYouTubeバラエティ『妖精ジェヒョン』で「筋トレを減らしている」と語っていたように、以前と比べると少しほっそりとしましたが、ボクシングが趣味だという華麗な身のこなしは健在です。

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もしソラが被害者ならば、彼女の周りにいる人は皆、容疑者。その中でもひときわ危険な香りを放っているのが、キム・ジョンヒョン演じるIT企業CEOのペク・ジュンボム。優れたルックスと財力を持つ紳士なのですが、穏やかな表情の裏に狂気が見え隠れする人物です。
ロイヤルオークションの顧客としてソラと出会ったばかりのジュンボムが、ソラをめぐる保険金詐欺容疑とどう関係してくるのか。ソラへの執着を匂わせるジュンボムが不気味で、ウソク&ソラ&ジュンボムの三角関係は恋のドキドキよりもハラハラさせられっぱなし。三角関係のラストも、そこから続くストーリーも衝撃の連続です。
美しい歌声で船乗りを破滅させるセイレーンのように魅惑的なソラ。彼女に近づいたウソクは無事に事件を解決できるのか。ジュンボムを始め、ロイヤルオークションの人たちやソラの友人まで、誰もが怪しく見える展開に惑わされる感覚を楽しんでいただきたいので、ぜひネタバレなしでご覧ください。
















































































