SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第23回のレシピは、旬の秋みょうがを味わう「ぶりとみょうがのバター炒め」です!
ぶりとみょうがのバター炒め
今回ご紹介するのは、脂がのっておいしくなってきたぶりと、旬の秋みょうがを味わうためのレシピ。
「素材の味わいが主役なので、調味料も工程もぐぐっとそぎ落としました。ぶりは皮が白っぽい腹身を使うのがおすすめ。バターはうま味調味料としての役割も担っていて、ぶりの旨味とさわやかなみょうがの風味を、バターの香りが一気にまとめてくれます。
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約15分
ぶり切り身 2切れ(できたら腹身)
片栗粉 小さじ1
みょうが 3本
有塩バター 10g
料理酒 大さじ2
塩 ひとつまみ
黒胡椒 適量
トッピング:三つ葉適量(お好みで)
① 塩を振ったぶりを一口大に切り、片栗粉をまぶす
ぶりに塩(分量外)を少々振って10分置き、キッチンペーパーで水気をふき取る。大きな骨を抜いて一口大に切ったら片栗粉をまぶす。みょうがは縦4等分に切る。
② バターを溶かしたフライパンでぶりを焼く
フライパンにバターを中火で溶かし、ぶりを加えて両面を焼く。
③ みょうがと調味料を加えて炒め合わせる
火が通ったらみょうが、料理酒、塩を加え、みょうががとろりとするまで炒め合わせる。火を止め、味をみて塩で調えたら器に盛り付ける。黒胡椒をふって、お好みでざく切りにした三つ葉を添えて完成。
完成! ぶりとみょうがのバター炒め
「みょうがはそうめんや冷奴の薬味で、あくまでも脇役といったイメージが強いですが、実は煮たり揚げたり、焼いたりしても抜群においしい主役級野菜。今回はそんなみょうがを味わう料理を紹介したくて、ぶりと合わせて炒め物にしてみました。臭みが気になるお魚料理と香りのいいみょうがの相性は抜群! 笑っちゃうくらい簡単なのに、料理上手感を演出できるレシピです」
献立:プラスワン副菜 「ニラ柚子胡椒ダレの温奴」で栄養バランス&彩りアップ!
「ノンオイルでつくるボリューム副菜。体を温める温奴で、不足しがちなたんぱく質をやさしく補います。柚子胡椒とニラの香りが食欲をそそる万能ダレは、そのままごはんにかけても◎」
副菜:「ニラ柚子胡椒ダレの温奴」(2人分) 所要時間/約10分
①鍋に湯を沸かし、豆腐適量を入れて弱めの中火で4~5分温める。
②ニラ柚子胡椒ダレを作る。ニラ1/2袋(50g)を細かく刻み、醤油小さじ1/2、柚子胡椒小さじ1/4~1/3、塩ひとつまみと合わせてよく混ぜ、4~5分置いておく。再度よく混ぜ味を見て塩で調える。
③水気を切った豆腐を器に盛り付け、ニラダレをのせたら完成。
次回もお楽しみに!
\長谷川さんのレシピ動画もYoutubeで紹介中!/
■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。