SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第27回のレシピは、ごはんが進む&体が温まる「豚つくねと大根の柚子胡椒煮」です!
豚つくねと大根の柚子胡椒煮
今回ご紹介するのは、下処理いらずで調理も簡単な「豚つくねと大根の柚子胡椒煮」。
「ごはんが進む&体が温まる、出汁いらずの煮込み料理です。味全体のベース、そして香りづけと、二段階で柚子胡椒を効かせることで、がっつり派も大満足な味わいに。あくまでも塩ベースですっきり軽く仕上げるので、お酒のおつまみにもぴったりです」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約15分
豚ひき肉 160g
生姜 1片(15g)
A 料理酒 小さじ2
A 片栗粉 小さじ1/2
A 塩ひとつまみ
大根 1/4本(200g)
ごま油 小さじ1
B 水 200ml
B みりん 大さじ1
B 柚子胡椒 小さじ1/2
B 塩 小さじ1/4
(水溶き片栗粉)
C 片栗粉 小さじ2
C 水 大さじ1
柚子胡椒、炒り胡麻、小ネギ(小口切り)
① 生姜と大根を切っておく。豚ひき肉と生姜、調味料を混ぜ合わせる
生姜はみじん切り、大根は小さめの乱切りにする。袋に豚ひき肉、生姜、Aの調味料を入れ、よく揉んでしっかり混ぜ合わせる。
② 大根を炒め、煮立ったら丸めた豚ひき肉を加えて煮込む
フライパンにごま油を加えて中火で熱し、大根と塩(分量外)をひとつまみ加え、焼き色がつくまで炒める。
Bを加え、煮立ったら①のつくねのたねを一口大に丸めて加え、蓋をして10分弱めの中火で煮込む。
③ 水溶き片栗粉を回し入れ、柚子胡椒と炒り胡麻を加える
一度火を止め、フライパンの中を混ぜながらCの水溶き片栗粉を回し入れ、再度中火にかけてしっかりと煮立たせる。香りづけに柚子胡椒を小さじ1/4ほど追加で加えたら、炒り胡麻を小さじ2程度加える。器に盛り付け、小ネギ適量をトッピングしたら完成。
完成! 豚つくねと大根の柚子胡椒煮
「生姜をたっぷり加えて作るつくねは、体の内側から温まるから冬にぴったり。そんなつくねに旬の大根を合わせ、大好きな柚子胡椒で味を調えたら、とってもおいしい一皿が完成しました。大根は小さく乱切りにすると下処理がいらず、短時間の加熱でもジューシーでやわらか。炒り胡麻のプチプチ感もハマります」
献立:プラスワン副菜 「ブロッコリーのクルミ醤油和え」で栄養バランス&彩りアップ!
「緑黄色野菜をプラスして、栄養バランスもばっちり。クルミはナッツ類の中でもオメガ3脂肪酸を最も多く含んでおり、その他ビタミンEやビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などのビタミンやミネラルも豊富に含まれるスーパーフード。おつまみとして食べることが多いイメージですが、普段の献立の中に積極的に取り入れていきたい食材のひとつです」
副菜:「ブロッコリーのクルミ醤油和え」(2人分) 所要時間/約10分
①クルミ(無塩ロースト)15gを粗く刻んでおく。ブロッコリー1/2個は小房に分け、沸騰させた湯で3分半ほどやわらかく茹でたらザルにあげて水気を切る。包丁でざっくり刻んでボウルに入れる。
②醤油小さじ2、砂糖小さじ1、ごま油小さじ1、酢小さじ1/2、塩少々を混ぜ合わせ、①を加えてよく混ぜる。味をみて足りなければ塩で調えて完成。
次回もお楽しみに!
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『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ』(飛鳥新社)。
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
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