素敵なひとり時間を発信するあの人は、こんなときどう過ごす? ソロ活上手な文筆家・料理研究家のツレヅレハナコさんに話を聞きました。1泊2日旅行からや退勤後のひとり飲みまで、無理なく取り入れられるプランを参考に、日常の沿線上にある非日常を感じてみよう。
《1泊2日》御岳山の宿坊に泊まる

東京駅から中央線で約2時間半!
「ケーブルカーで山頂付近まで行けて、空気と景色が最高。宿坊は清潔で食事も美味しく、料金もお手頃です。本を読んだり、ビールを飲みながら、ごろごろ過ごします」
《1日休み》見て見ぬふりをしていた場所を掃除

「いつかやろうと思っていた床のワックスがけや窓ふきなど。余裕があるときしかできないけど、ピカピカになると、やっぱり気持ちいい!」
《午前休み》朝一の映画館で映画を観る

「大きなスクリーンやいい音で観る映画は別格! 朝はすいていることが多く、ゆったり過ごせます。ランチをしてから仕事へ」
《午後休》最寄り駅ではない駅で降りて散歩

「商店街を散策したりスーパーをのぞいたり。同じ沿線なのに雰囲気が全然違う!などの発見があり楽しい」
《退勤後》飲食店でひとり飲み

抵抗がある人はファミレスでもOK
「自分のペースで好きなものだけ頼むのは、とても気楽。ひとり飲みに抵抗がある人は多いですが、慣れれば確実にハマります」

文筆家・料理研究家
ツレヅレハナコさん
食と酒と旅を愛する文筆家&料理研究家。著書に『女ひとりの夜つまみ』『まいにち酒ごはん日記』(ともに幻冬舎)『ツレヅレハナコのじぶん弁当』(小学館)『女ひとり家を建てる』(河出書房)など。
イラスト/サレンダー橋本 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2025年4月号掲載