強靭な胃袋を持つ女性編集者、ツレヅレハナコさんのオススメレシピをご紹介! おうち時間を充実させる“家飲みレシピ”から、並々ならず愛情を注ぐ“卵レシピ”まで、簡単に作れてとびっきりおいしいレシピの数々をまとめてチェック。
※詳細記事へは画像からリンクを。
1.【ツレヅレハナコさんの鍋レシピ】海外旅行気分に浸れるメニューをたっぷり
シュークルート風鍋
アルザス地方の伝統料理。塩漬けキャベツを乳酸発酵させるのが本式だけど、“時短酢漬け”で作るゆえに軽快な味わい!
●材料(4人分)
フランクフルト……4本
ベーコン……4枚
玉ねぎ……1/2個
赤パプリカ……1/2個
しめじ……1/2パック
にんにく……1かけ
バター……20g
水……1ℓ
[酢漬けキャベツ]
キャベツ……1/2個(約500g)
塩……小さじ2
酢……90㎖
砂糖……大さじ2
黒こしょう(粒)……大さじ1
ローリエ……2枚
ディジョンマスタード……適量
●作り方
①[酢漬けキャベツ]を作る。キャベツをせん切りにしたら塩をまぶし、耐熱容器に入れる。ラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。粗熱が取れたら水けをしぼり、ほかの材料を混ぜて15分以上おく。
②ベーコンは5㎝幅に、玉ねぎはくし形切り、赤パプリカは1㎝幅の細切り、しめじは小房に分ける。にんにくはつぶす。
③鍋にバターを入れて中火で熱し、にんにく、ベーコン、玉ねぎ、①のキャベツの順で炒める。水を加え、20分ほど煮る。しめじ、パプリカ、フランクフルトを加え、弱火で約5分煮たら、器に盛る。マスタードを添える。
カムジャタン
韓国発、じゃがいもとスペアリブが主役のピリ辛うま鍋。ホクホク、メルティ…いろんな表情のじゃがいもに出会って。
●材料(4人分)
豚のスペアリブ……500g
じゃがいも……4個
ねぎ……1/2本
にら……1/2束
水……4カップ
白すりごま……大さじ3
[合わせ調味料]
すりおろしにんにく……1かけ分
味噌……大さじ3
コチュジャン……大さじ3
酒……大さじ3
一味唐辛子……小さじ1/2
●作り方
①鍋に湯(分量外/肉がかぶるくらいが目安)を沸かし、スペアリブを入れて表面の色が変わるまでゆで、ザルに上げる。[合わせ調味料]の材料を混ぜておく。じゃがいもは皮をむき、大きければ半分に切る。ねぎは1㎝幅の斜め薄切り、にらは4㎝の長さに切る。
②鍋にスペアリブ、水、合わせ調味料、じゃがいもを入れ、ふたをして40分煮る。途中、じゃがいもが煮くずれそうなら器にとる。ねぎを加えて3分ほど煮て、にらをのせ、白すりごまをかける。
台湾風 豚白菜鍋
台湾でおなじみ、白菜と豚肉を組み合わせた発酵鍋をアレンジ。つけダレとのマリアージュで、めくるめく味の広がりが楽しめる!
●材料(4人分)
豚バラ薄切り肉……600g
春雨(乾燥)……60g
干ししいたけ……8枚
豆板醤(トウバンジャン)……適量
万能ねぎ……適量
[白菜漬け]
白菜……1/4株(約800g)
塩……大さじ1
酢……1/4カップ
[スープ]
しょうがの薄切り・にんにくの薄切り……各1かけ分
赤唐辛子……2本
干ししいたけのもどし汁……2カップ
水……1ℓ
[つけダレ]
にんにくのすりおろし……1かけ分
白練りごま……大さじ3
黒酢……大さじ2
砂糖……小さじ2
ごま油……小さじ1
●作り方
①[白菜漬け]を作る。白菜はせん切りにし、塩と酢をまぶして約20分おく。
②豚肉は半分の長さに切る。春雨は水で戻し、ざく切りにする。干ししいたけは水(分量外2カップ)でもどしたら水けをしぼり、薄切りにする(もどし汁はスープに使用)。[つけダレ]の材料を合わせる。
③鍋にスープの材料と干ししいたけ、春雨、水けをかるくしぼった①の白菜を入れて沸かし、約15分煮たら豚肉を広げて入れる。肉の色が変わったら器にとり、つけダレ、豆板醤、刻んだ万能ねぎを加えていただく。
エスニック海鮮ハーブ寄せ鍋
肉や魚介のエキスが、ナンプラーベースのスープと相性200%。特製ダレ、ハーブや柑橘類…味変で爽やかな異国の味に出会って。
●材料(4人分)
鶏もも肉……200g
エビ(殻つき)……8尾
生ダラ(切り身)……2切れ
酒……大さじ1
アサリ(殻つき)……250g
厚揚げ……1枚
もやし……1袋
エリンギ……1本
豆苗……1/2パック
フォー…100g
[スープ]
しょうがの薄切り……1かけ分
香菜(シャンツアイ)の根……1パック分
赤唐辛子……3本
ナンプラー……大さじ2
鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ2
こしょう……少々
水……2ℓ
[タレ]
オイスターソース……大さじ2
黒酢……大さじ2
豆板醤……小さじ1
砂糖……小さじ1
しょうがのすりおろし……1/2かけ分
香菜の茎のみじん切り……4本分
ミント・香菜・ライム・レモン……各適量
●作り方
①鶏肉は一口大に切る。エビは背わたを取り、30秒ほどゆでて殻をむく。タラは3等分に切り、酒をまぶす。アサリは砂抜きする。厚揚げは縦半分に切り、1㎝の厚さに切る。エリンギは3等分に切ってから薄切りにする。豆苗は根の部分を切り、半分の長さに切る。フォーはぬるま湯(分量外)に約5分浸してもどす。
②鍋にスープの材料をすべて入れ、約3分煮る。タレの材料を合わせる。
③鍋に具材を適宜加え、お好みでミントや香菜を加えたり、くし形に切ったライムやレモンを搾る。味を変えたい際は、タレを加え、混ぜていただく。具材が減ってきたらフォーを加えて約1分煮る。
2.【ツレヅレハナコさんの卵レシピ】卵ラバーの女性編集者が送る簡単&新しい11品!
エッグスラット
マッシュポテトと半熟卵を二層にして湯せんした、ロサンゼルス発祥のメニュー。パンでディップして♡
【HANAKO】
お好みでカレー粉や明太子、粉チーズを加えても
●材料(2人分)
卵……1個
じゃがいも……1個
(A)牛乳……1/4カップ
(A)粒マスタード……小さじ1
(A)塩・こしょう……各少々
バゲット……適量
パセリ(みじん切り)……適量
●作り方
①じゃがいもは皮をむいて4等分にし、耐熱ボウルに入れる。水1/4カップを加え、ラップをかけて電子レンジで5~6分加熱する。竹串がすっと入るまでやわらかくなったら水分を捨て、フォークなどでつぶす。バゲットは細長く切る。
②①のじゃがいもにAを加え混ぜ、耐熱容器に入れ、卵を割り入れる。
③耐熱容器がすっぽり入る深さの鍋かフライパンに耐熱容器を置き、半分ほどの高さまで水を入れる。鍋にふたをして中火にかけ、白身が固まるまで5~6分加熱し、黄身が半熟の状態で取り出す。
④お皿に③をのせてバゲットを添え、パセリをふる。バゲットで全体を混ぜ、すくいながら食べる。
※今回の容器サイズは内径8cm(底は6cm)×高さ9cm
厚切りフレンチトースト
耳を切り落とした 4枚切りの食パンを使用。アパレイユにはできるだけ長く浸すと、とろとろ&ふるふるの贅沢食感に。
【HANAKO】
厚切りパンで作るホテルメイドの味をおウチで♡
●材料(2人分)
卵……2個
牛乳……200㎖
砂糖……大さじ2
食パン(4枚切り)……2枚
オリーブ油……大さじ1
バター……20g
いちご・ブルーベリー・ メープルシロップ……各適量
●作り方
①ボウルに卵を溶きほぐし、牛乳、砂糖を加え混ぜる。密閉式の保存袋に卵液を入れ、耳を切り落として半分に切った食パンを入れて2時間~ひと晩漬ける。
②フライパンにオリーブ油を熱し、食パンを並べ入れる。ふたをして弱火で2分ほど焼き、裏返してさらに2分ほど焼く。
③器にフレンチトーストをのせ、バターをのせ、メープルシロップをかける。食べやすく切ったいちご、ブルーベリーを添える。
ピリ辛マヨ卵ピタサンド
外食がしにくい今、出先でさっと食べやすいポケットサンド。大人味の卵と野菜を、持ち運びやすいピタパンに詰めて。
【HANAKO】
ゆずこしょうを加え風味豊かに。食欲も刺激する★
●材料(2人分)
卵……2個
玉ねぎ……1/8個
マヨネーズ……大さじ2
ゆずこしょう……小さじ1
きゅうり(斜め薄切り)……4枚
レタス……2枚
ピタパン……2個
●作り方
①鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出してすぐの卵を熱湯に入れ、中火で10分ゆでる。すぐ冷水にとり、粗熱が取れたら殻をむく。玉ねぎはみじん切りにして水にさらす。
②ゆで卵は粗く刻み、ボウルに入れる。ペーパータオルで包んで水けをしぼった玉ねぎ、マヨネーズ、ゆずこしょうを加えて混ぜる。
③ピタパンをオーブントースターなどで温め、レタス、きゅうり、②の卵フィリングを挟む。
卵ハーブサラダ
じゃがいもの代わりにゆで卵をベースにしたポテサラ風。ビネガーやハーブを効かせたさっぱりバージョン。
【HANAKO】
ポテサラのベースをじゃがいもから卵にスライド
●材料(2人分)
卵……2個
紫玉ねぎ……1/8個
ミニトマト……6個
きゅうり……1/2本
イタリアンパセリ……2本
オリーブ油……大さじ1
白ワインビネガー……大さじ1
塩・こしょう……各少々
●作り方
①鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出してすぐの卵を熱湯に入れ、中火で8分ゆでる。すぐに冷水にとり、粗熱が取れたら殻をむき、4等分にする。
②紫玉ねぎは薄切り、ミニトマトは半分に切る。きゅうりは小口切りにして塩を混ぜ、約5分おいて水けをしぼる。イタリアンパセリは粗みじん切りにする。
③ボウルにすべての材料を入れ、かるく混ぜ合わせる。
スタッフドエッグ
ゆで卵を半分にカットして黄身を取り出して調味し、へこんだ白身に飾りつけ。前菜にもなる映えメニュー。
【HANAKO】
最近マンネリぎみよね!? たまには刺激、欲しいかも♡
●材料(2人分)
卵……2個
アンチョビ……1枚
黒オリーブ……2粒
パセリ(みじん切り)……小さじ1
オリーブ油……大さじ1
レモン汁……大さじ1
ピンクペッパー……適量
●作り方
①鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出してすぐの卵を熱湯に入れ、中火で10分ゆでる。すぐ冷水にとり、粗熱が取れたら殻をむく。アンチョビと黒オリーブは粗みじん切りにする。
②卵を半分に切り、黄身だけをボウルに入れる。卵の白身とピンクペッパー以外のすべての材料を混ぜ、白身に戻し入れる。仕上げにピンクペッパーを飾る。
ナンプラー味玉
ベーシックな漬け卵にナンプラーとパクチーをちょい足しするだけで、一気にエスニック料理に!
【HANAKO】
調味料に+αするだけでお酒に合うおつまみに
●材料(作りやすい量)
卵……6個
(漬け汁)
酒・しょうゆ……各50㎖
砂糖・ナンプラー……各大さじ1
パクチー……適量
●作り方
①鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出してすぐの卵を熱湯に入れ、中火で8分ゆでる。すぐ冷水にとり、粗熱が取れたら殻をむく。
②鍋に酒を入れて1分ほど沸かし、アルコール分を飛ばす。火を止め、ほかの漬け汁の材料を加え混ぜる。
③漬け汁が冷めたら密閉式の保存袋に入れ、卵を加えて1時間以上漬け、パクチーを添えて盛る。冷蔵庫で約5日間保存可。
韓国風茶碗蒸しケランチム
うまみたっぷりのかに風味かまぼこを入れるのがコツ。スフレのようなふわふわの口当たりとだしのうまさに心酔。
【HANAKO】
だしが効いた韓国風茶碗蒸しを電子レンジで手軽に
●材料(2人分)
卵……2個
かに風味かまぼこ……2本
鶏ガラスープの素(顆粒) ……小さじ1
塩・ごま油……各小さじ1/2
万能ねぎ(小口切り)……適量
●作り方
①耐熱容器に卵を溶きほぐし、鶏ガラスープの素、塩、粗くほぐしたかに風味かまぼこ、水200㎖を加え混ぜる。
②①にラップをかけて電子レンジで約2分加熱する。ごま油を加えて全体を混ぜ、さらに2~3分加熱する。真ん中まで火が通ったら、万能ねぎをのせ、しぼむ前に食べる。
3.【ツレヅレハナコさんのお酒に合うレシピ】ビール、ワイン、日本酒それぞれに合うレシピ9品!
【山椒風味の揚げ焼きポテト】ほどよい苦みとパンチがあるIPAビールと相性◎
片栗粉をまぶせばますますクリスピー。山椒がアクセント
●材料(2人分)
じゃがいも……2個
片栗粉……適量
サラダ油……適量
塩、粉山椒……各適量
●作り方
①じゃがいもをよく洗い、皮ごとくし形切りにする。水に約5分さらし、キッチンペーパーで水けをふく。ポリ袋に片栗粉、じゃがいもを入れてよく振る。
②フライパンにサラダ油を底から1㎝入れて180℃に熱する。じゃがいもについた余分な片栗粉をはたいて並べ入れ、菜箸で触れずに約3分揚げ焼きにする。
③まわりがカリッとしたら裏返し、2~3分揚げ焼きにする。竹串がすっと通るようになったら油をきり、塩と粉山椒をふる。
【春菊と干物の黒酢サラダ】春菊の華やかな香りと果実味強めの白ワインの調和にうっとり
シャキシャキの春菊に 心躍る。パクチーや ルッコラでも
●材料(2人分)
あじの干物……1枚
春菊……1/2束
赤たまねぎ……1/8個
白いりごま……適量
[黒酢ドレッシング]
しょうゆ……大さじ1
黒酢(または米酢)……大さじ1
ごま油……大さじ1/2
赤唐辛子の輪切り……2本分
しょうがのすりおろし……少々
●作り方
①干物は焼いて、骨と皮を取り除いたら大きめにほぐす。春菊の葉を摘む。茎は小口切りにする。赤たまねぎは薄切りにする。
②ボウルにドレッシングの材料を混ぜ、干物と春菊の茎を入れて混ぜる。食べる直前に葉と赤たまねぎを加え、さっと混ぜて器に盛り、ごまをふる。
【ゴルゴンゾーラときのこのリゾット】しっかりした渋めの赤ワインと発酵チーズが溶け合う
なんてコク深い♡ 炊いたご飯でできる 秋色リゾット
●材料(2人分)
ゴルゴンゾーラチーズ……40g
マッシュルーム……2個
玉ねぎ……1/4個
ベーコン……1/2枚
にんにくのみじん切り……1かけ分
塩、こしょう……各少々
ご飯……かるく茶碗2杯分
オリーブ油……小さじ1
パセリのみじん切り……適量
●作り方
①ゴルゴンゾーラはかるくほぐす。マッシュルーム、玉ねぎ、ベーコンはみじん切りにする。
②冷たいフライパンにオリーブ油とにんにくを入れて香りが出るまで炒める。ベーコンを入れて中火にかけ、玉ねぎを加えて塩、こしょうをふり、透き通るまで炒める。マッシュルームを加え、しんなりしたら水200㎖を加えて沸かす。
③ゴルゴンゾーラを入れて溶かし、ご飯を加える。全体にとろりとしてきたら、器に盛り、パセリをふる。
【豚とピーマンのバターポン酢炒め】フィットするのは、食中酒にぴったりな純米吟醸
ポン酢とバターが最高の調味料に。うまみが爆発☆
●材料(2人分)
豚肩ロース薄切り肉……120g
[下味]
酒……大さじ1
片栗粉……小さじ1/2
塩……少々
玉ねぎ……1/4個
ピーマン……2個
サラダ油……大さじ1/2
ポン酢……大さじ2
バター……5g
●作り方
①豚肉はボウルに入れ、下味をもみ込む。玉ねぎは薄切り、ピーマンは乱切りにする。
②フライパンに半量のサラダ油を加えて中火で熱し、玉ねぎ、ピーマンを入れて約3分炒める。しんなりしたらバットに取り出す。
③同じフライパンに残りのサラダ油を入れ、肉を広げ、入れる。焼き目をつけ、両面焼けたら野菜を戻し入れ、バター、ポン酢を加えてさっと混ぜ、器に盛る。
4.【ツレヅレハナコさんの家飲みレシピ】簡単&おいしい&映える酒の肴がいっぱい!
マグロとアボカドのごまだれサラダ
マグロは赤身で充分ですが、アボカドは状態のよいものを選ぶこと! 食べるときは、全部の食材をぐわ~っと混ぜるのがポイントです。
●材料(2人分)
マグロ(刺身用)……150g
アボカド……1個
きゅうり……1/2本
みょうが……1個
[ごまだれ]
練りごま(またはすりごま)・酢・水 ……各大さじ2
しょうゆ……小さじ2
砂糖……小さじ1
●作り方
1. マグロ、皮をむいて種を取り除いたアボカドは1㎝の厚さに切る。きゅうりはせん切りに、みょうがは縦にせん切りにする。ごまだれの材料を混ぜる。
2. 器にマグロ、アボカド、きゅうり、みょうがを並べてのせ、ごまだれをかける。よく混ぜていただく。
ピータンザーサイ豆腐
ピータンはお店で食べるイメージがあるけれど、常温保存できるし調理も手軽。豆腐はペーパータオルでくるみ、よく水きりして。
●材料(2人分)
豆腐(木綿)……1/2丁
ピータン……2個
ザーサイ……30g
桜エビ(乾燥)……大さじ2
長ねぎのみじん切り……大さじ2
しょうがのみじん切り……小さじ1
ごま油……大さじ1
しょうゆ……小さじ1
パクチー……適量
●作り方
1. 豆腐はペーパータオルで二重に包んで約15分おく。殻をむいたピータンは5㎜角に切る。ザーサイ、桜エビは粗く刻む。
2. ボウルに水きりした豆腐を手でにぎりつぶして入れ、パクチー以外の材料を入れて混ぜる。器に盛り、パクチーをのせる。
クリームチーズの明太子のせ
焼きのりにクリームチーズや明太子をのせて、カナッペ風に。どの食材もお酒に合いますが、それを組み合わせるとより料理っぽく(笑)。
●材料(2人分)
クリームチーズ (18gのカットタイプ)……2個
明太子……1㎝分
焼きのり(5㎝四方)……2枚
万能ねぎの小口切り……適量
●作り方
1. 器に焼きのり、クリームチーズ、皮を取った明太子をのせ、万能ねぎを添える。
ラム肉ソテーの焼きトマト添え
鉄分や体脂肪の燃焼を促進するL-カルニチンが豊富なラム肉は、下味をつけて焼くだけ。ハーブやズッキーニ、焼いたトマトをくずしながら一緒に味わって。
●材料(2人分)
ラム肉(焼肉用)……200g
[下味]
にんにくのすりおろし……少々
酒……大さじ1
塩……小さじ1/4
ズッキーニ……1/2本
トマト(小玉)……1個
オリーブ油……大さじ1
ミント・ディル……各適量
●作り方
1. ラム肉に[下味]の材料を混ぜる。ズッキーニは1㎝厚さ、トマトは半分に切る。
2. フライパンにオリーブ油を注いで中火で熱し、ズッキーニ、トマトを焼く。ズッキーニに火が通り、トマトがとろりとしてきたら器に盛る。
3. 同じフライパンでラム肉を両面焼き、器に盛る。ミントやディル、トマトをくずしながらいただく。
とうもろこしとアンチョビのトルティージャ
スペイン風オムレツはじゃがいもが定番だけど、コーン版も絶品。夏場は生のとうもろこしを使っても。アンチョビを加えるとお酒との相性もますますUP。
●材料(2~3人分)
卵……3個
とうもろこし(缶詰)……200g
玉ねぎ……1/8個
アンチョビ(フィレ)……4切れ
粉チーズ……大さじ2
こしょう……少々
オリーブ油……大さじ1
●作り方
1. とうもろこしは水けをきる。玉ねぎは薄切りにし、アンチョビは粗く刻む。ボウルに卵を割りほぐし、粉チーズ、こしょうを加える。
2. 直径約15㎝のフライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎが透明になったらアンチョビを入れて炒め、とうもろこしを加え、1~2分炒める。
3. ①の卵液を加えてゴムベラで混ぜ、おおかた火が通ったら、お皿をかぶせてひっくり返す。底面を下側にしてフライパンに戻し入れ、全体に焼き色がついたら粗熱を取り、食べやすく切る。
アサリといんげんのオイスターバター炒め
オイスターソースはお肉と合う印象があるけれど、原材料はカキ=海のもの。だからアサリとの相性もバッチリ。絶品の蒸し汁はぜひパンか白飯に吸わせて(笑)。
●材料(2人分)
アサリ……20粒
いんげん……15本
にんにく…1/2かけ
オリーブ油……小さじ1
酒……1/4カップ
オイスターソース……大さじ1
バター……10g
●作り方
1. アサリは塩水に30分以上浸して砂抜きする。いんげんは5㎝に、にんにくは薄切りにする。
2. フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて中火で熱し、アサリといんげんを2~3分炒める。酒を加えてふたをし、アサリの口が開くまで蒸し焼きにする。
3. オイスターソースとバターを加え、全体を混ぜ合わせて器に盛る
豚しゃぶハーブ生春巻き
生春巻きに入れる豚しゃぶは、鍋の熱湯に入れたらすぐに火を止めること。あとは氷水で締めると肉がかたくなるので、ざるに上げて粗熱を取ると、しっとりやわらかく。
●材料(2人分)
豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)……160g
きゅうり……1本
パクチー……2茎
しそ……6枚
生春巻きの皮……6枚
[つけだれ]
ナンプラー……大さじ1
レモン汁……1/2個分
砂糖……小さじ1
赤唐辛子の輪切り……1本分
●作り方
1. 鍋に湯を沸かし、豚肉を入れたらすぐに火を止める。余熱で火を通し、ざるに上げて粗熱を取る。きゅうりはせん切り、パクチーは5㎝に切る。つけだれの材料を合わせる。
2. 生春巻きの皮を水にくぐらせ、まな板の上にのせる。しそ、豚肉、きゅうり、パクチーの順にのせて端から巻く。
3. 食べやすく切り、つけだれを添える
フムス
中東料理を代表する前菜・フムス。今回はボイルずみの缶詰ですが、多めに作りたいなら乾物(コスパも抜群!)を使っても。ホカホカのピタパンと一緒に。
●作り方(2人分)
ひよこ豆(缶詰)……1缶( 240g)
練りごま・オリーブ油……各大さじ2
レモン汁……1/2個分
塩・クミンパウダー……各小さじ1/2
仕上げ用ひよこ豆・オリーブ油・ピタパ ン……各適量
●作り方
1. フードプロセッサーに、水けをきったひよこ豆、練りごま、オリーブ油、レモン汁、塩、クミンを入れて混ぜる。なめらかになったら器に盛る。
2. ひよこ豆をのせ、中央にくぼみをつくり、オリーブ油を注ぐ。温めたピタパンを添える。
ハムとブルーチーズのガレット
じゃがいもは水にさらさず、油をやや多めにして焼くと表面はカリカリ、中はモチモチに。お酒に合わせることを意識し、ハムとブルーチーズを加えました。
●作り方(2~3人分)
じゃがいも……4個(約 500g)
ハム……4枚
ブルーチーズ……50g
塩……小さじ1/4
オリーブ油……大さじ2
●作り方
1. じゃがいもはスライサーなどでせん切りにし、塩を加える(でんぷん質を残すため、水にはさらさないこと)。
2. 直径26㎝のフライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、半量のじゃがいもを敷き詰め、ハム、ちぎったチーズをのせる。残りのじゃがいもをのせたらふたをし、弱火で約5分焼く。
3. フライパンに皿をかぶせてひっくり返し、フライパンに戻し入れ、残りの片面を焼く。全体によく焼き色がついたら粗熱を取り、食べやすく切る。
揚げ焼きシンプル春巻き
春巻きの皮に包んで揚げれば、何だっておいしくなります(笑)。肉汁が出る生肉、水けが多い葉野菜やもやし以外の食材で。
●材料(2人分)
ピーマン……2個
カニカマ……8本
アスパラガス……2本
ハム……4枚
春巻きの皮……8枚
小麦粉・水……各大さじ1
揚げ油……適量
●作り方
1. ピーマンは細切り、アスパラガスは根元のかたい部分をピーラーで削り、半分に切る。ハムは半分に切る。小麦粉は水で溶く。
2.春巻きの皮にピーマンとカニカマ、ハムとアスパラガスの組み合わせでのせ、細長く巻く。端を水溶き小麦粉で留める。
3.フライパンに油を底から5㎜ほど入れて中火で熱し、春巻きを並べ入れる。ひっくり返しながら両面色よく焼く。
ひじきとカッテージチーズのサラダ
女性が特に必要な栄養素・鉄分や食物繊維が豊富なひじきは煮物だけにあらず。さっとゆでるだけで汎用性の高い食材に。
●材料(2人分)
芽ひじき(乾燥)……15g
大豆(缶詰)……40g
赤パプリカ……1/4個
カッテージチーズ……大さじ3
レモン汁……1個分
オリーブ油……大さじ2
しょうゆ……小さじ1
塩……小さじ1/4
パセリのみじん切り……大さじ2
●作り方
1. 芽ひじきはたっぷりの水に30分以上つけてもどす。鍋に湯を沸かし、ひじきを入れて約30秒ゆで、ざるに上げる。赤パプリカは5㎜角に切る。
2. ボウルにすべての材料を入れて混ぜる。
ゆで卵のおかか梅肉のせ
味が濃いものと淡泊な食材を組ませるだけで立派なおつまみに。シンプルゆえにゆで卵の作り方にはこだわって。
●材料(2人分)
卵……2個
梅干し(大)……1個
かつおぶし……2g
しそ……1枚
●作り方
1. 鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出したての卵を入れる。中火で8分ゆでて冷水に入れ、粗熱を取る。殻をむき、両端を少し切ったら半分に切り、器にのせる。
2. 梅干しは種を取って包丁でたたき、かつおぶしを混ぜて卵の黄身にのせる。しそとともに器に盛る
じゃがいもの明太子ヨーグルトソース
ピンク色のヨーグルトソースははっきりいって映えます(笑)。じゃがいもなどほくっとした野菜のほか白身魚にかけても。
●材料(2人分)
じゃがいも……2個
明太子……1/4はら
無糖ヨーグルト……大さじ3
レモン汁……1/2個分
塩・黒こしょう……各少々
●作り方
1. じゃがいもは皮をむいて四つ割りにし、耐熱ボウルに入れる。水(分量外50㎖)を加えてラップをかけ、電子レンジで5~6分加熱する。竹串がすっと通るようになったらざるに上げる。
2. 明太子は包丁でそぐようにして皮をはずし、ボウルに入れる。ヨーグルト、レモン汁、塩を加え混ぜてソースを作り、じゃがいもにかけ、黒こしょうを振る。
チキンのパセリバターソテー
パセリ+バターが食欲を猛烈に刺激! 鶏肉はフライパンが冷たいうちから焼くこと。すると皮パリパリ、中はふっくら。
●材料(2人分)
鶏もも肉……1枚
[下味]
にんにくのすりおろし……少々
酒……大さじ1
塩……小さじ1/2
パセリのみじん切り……大さじ2
オリーブ油……小さじ1
バター……5g
好みの葉野菜・ラディッシュ……各適
●作り方
1. 鶏肉は大きめの一口大に切り、下味の材料をもみ込む。
2. 冷たいフライパンにオリーブ油を塗り、鶏肉の皮目を下にして並べる。少しずらしてふたをし、弱火にかけて7~8分焼く。
3. 鶏肉の皮がパリッとして肉の色が変わったら、余分な油をペーパータオルでふき取る。バター、パセリを加えて全体にからめ、葉野菜、ラディッシュとともに器に盛る。
トマトと玉ねぎのサラダ
フレンチでは定番の、お酢やオイルで作るビネグレットソースに玉ねぎをIN。シャキシャキの食感にワクワク!
●材料(2人分)
トマト……1個
玉ねぎ……1/8個
[ドレッシング]
白ワインビネガー(または酢)・オリーブ油……各大さじ2
塩・こしょう……各少々
●作り方
1. トマトはよく冷やして5㎜厚さに切り、器に並べる。玉ねぎはみじん切りにする。
2. ボウルに白ワインビネガー、塩、こしょうを入れ、塩を溶かす。玉ねぎ、オリーブ油を加え混ぜ、トマトにかける。
強靭な胃袋を持つ女性編集者。お酒やお酒に合う料理への執着もさることながら、卵料理にも並々ならぬ愛を注ぐ。インスタグラムのアカウントは@turehana1。最新刊は『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)。