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36歳・化粧品PR、独身。「過干渉な私の母に、彼がうんざりしています」【マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 #26】

「マッチングアプリの中のひと」として、YouTubeをはじめSNSで大活躍のとーまさん。恋に悩む女性の気持ちを受け止め、男性心理を的確に分析して大人気! そんなとーまさんの「婚活相談」第26回。今回は、結婚にあたり過干渉な母親との関係に悩む女性の相談にお答え!

とーまさんがYouTube「BAILA CHANNEL」に初登場!バレンタインの男性心理を解説した動画はこちらから
マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談

「36歳・化粧品PR、独身。過干渉な私の母に、彼がうんざりしています」

「こんにちは、都内でPR業をしている美里と申します。友人から紹介された同い年の男性と1年半つきあい、結婚の話が出ています。彼のご両親とも何度か食事に行き、とてもよくしてもらっています。

先日、私の母が用事で東京に来たついでに彼にも会ってもらいました。しかし、母が干渉しすぎることで彼が私との結婚を不安視しています。

 

私は一人っ子なこともあり両親、特に母は、私が36歳になった今でも過保護なんです。30歳のとき転職をし、それを機に実家の群馬県を出て一人暮らしをしたのですが、それまではずっと両親と実家で暮らしていました。東京の企業に転職したのも、実は両親の過度な干渉から逃れたかったから。

私のICカードの履歴やクレジットカード、預金額を常に見ていて、遠方に出かけると『あんな遠くまで何しに行ったの?』、ボーナスが入ると『美里ちゃんはすぐ使っちゃうからお母さんが貯金しておいてあげるね』と勝手にお金を引き出されたこともありました。

大学の頃、最寄駅で当時の彼と歩いているところを見かけた母は『お母さんになんで言わないの!?』とその場で彼に質問攻め……。それがトラウマで、結婚を考えるような彼ができても母には会わせずごまかしてきました。

 

私も36歳になり、一人暮らしをして6年。彼も真面目な人だし、いい加減母も私の報告を心配せずに聞いてくれると思って二人を会わせました。それなのに……彼に会うとすぐ『年収はいくらなの?』『会社は大手企業?』『長男ではないよね?』と失礼な質問ばかり。

彼はスペックも高いのでもちろん母の心配は無用ですが、最終的に『美里ちゃんはまだ子どもだから孫が生まれたら私が一緒に住まなきゃね!』なんて意気込んでいます……。母と二人きりになったとき、嫌だと思ったことを冷静に伝えてみたのですが『美里ちゃんはいつまでたっても私の子どもなんだから心配するのは当たり前』と聞く耳を持ちません。

 

後日彼とも母の話をしたら、彼はやはり私の母とうまくやっていけるか不安そう。さすがの彼も『一緒に住むっていうのは冗談だよね(笑)?』と引いていてゾッとしました。

結婚は二人だけの問題ではないことはわかりますが、家族が問題で彼との関係がダメにならないか心配です。どうしたら家族ぐるみでうまくやっていけるでしょうか。相談させてください」

自分の家族のことを、相手側に全部受け入れてもらおうと思わなくていい

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 自分の家族のことを、相手側に全部受け入れてもらおうと思わなくていい

「美里さん、相談ありがとうございます。

 

美里さんの言うとおり、ご両親と6年も離れて暮らしていたら、さすがに大丈夫だと思いますよね。『彼がせっかく会ってくれたのに』と思うのも無理ないですし、彼の気持ちも心配になりますよね。

 

ご家族との関係性は、一番近い関係だからこそ難しいことなので一緒に考えていきましょう。

 

美里さんは『家族ぐるみでうまくやっていく』と、自分の両親、彼を含め彼の家族との関係のことで相談してくれましたが、その考えを少し柔軟にした方がいいかもしれません。

 

彼と結婚の話が出ていて、真剣に考えているからこそ、家族同士をうまくいかせたいと思うのは当然の気持ちです。その思いはすごくわかります。ただ、いきなり家族の中の問題を彼に一緒に考えてほしいというのは難しいです。

 

過去の経緯や信頼関係など家族内でしかわからないこともあるので、まずは自分の家族の問題は自分の家族内で考えて、なるべくそこで解決してからお相手の家族との関係性を築いていく方がいいのではと思います。

まずは、お父さんに理解してもらうことから始めてみる

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 まずは、お父さんに理解をしてもらうことから始めてみる

ただ『母と二人きりになったとき、嫌だと思ったことを冷静に伝えてみたけど伝わらなかった』とあるので、改めて二人きりになったとしても同じことが繰り返されるか、言い方は悪いですが、お母さんに言いくるめられる可能性もあります。

 

だからこそ、お父さんも交えて三人で話す時間を取れたらいいのかなと思います。お父さんもお母さんと同じように過保護だという場合は話が変わってくるのですが、そうでない場合はお父さんも含めて話すといいかなと思います。

 

ちなみに、三人で会う前にお父さんには連絡しておいて、考えていることや困っていること、どういう結果にしたいかを話し合えるとベストです。

 

そこできちんと思っていることを伝えることが大切です。特に、お母さんがやっていることは私の幸せにつながらない、サポートしてほしいときはちゃんと言うから信頼して放っておいてほしいとはっきり伝えましょう。

 

今まではっきりと言ったことがないなら、なおさら言った方がいいです。そして、自分自身が幸せに過ごしているという結果をみてもらい、ご両親に安心してもらうのが一番です。

今のまま物理的に距離をおき、美里さんが自立していることをご両親に伝え続けて

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 今のまま物理的に距離をおき、美里さんが自立していることをご両親に伝え続けて

ここまで話してきましたが、こんなにスムーズにいったら最高なことだと思います。

 

ただ、基本的にどんな相手の考えも変えることは難しいです。過干渉で『私がいないと幸せになれない』と、子離れできていないお母さんだとなおさらです。

 

もしかしたら、自分の思いを伝えたらお母さんが怒り出したりするかもしれません。(そういう可能性も含めて、お父さんを交えて三人で会うのが理想的です)

 

相手の考えは変えられない、変わらないんだということを前提にすると、解決策は物理的に距離をおくことです。

 

実際一人暮らしを始めてから彼をお母さんに紹介するまでは、相談メールを読む限り困ったことはなかったのではと思います。


群馬と東京はある程度は離れていますし、なかなか関与もできないと思いますので、物理的に距離はおいておきましょう。

 

あとは、お母さんの意見は取り入れないようにすることです。すでにできているとは思いますが、彼との二人で意見を交わしていきながら、二人の考えをつくってお互い取り入れていけるようにしていくのがいいと思います。

両親への美里さんの対応を、彼にも見てもらえれば理解を得られるはず

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 両親への美里さんの対応を、彼にも見てもらえば理解を得られるはず

それでも本当にお母さんが変わらなかったら、『ここまでやったけどダメで、こういうお母さんだけど、なるべく困らせないようにするから』と彼に誠心誠意伝えるしかないと思います。

 

彼も結婚したいと思うほどの関係性ですので、美里さんがきちんと行動してくれているなら安心できると思いますし、顔を合わせる機会はどうしても発生してしまうけれど、ある程度は受け入れてくれるのではないかと思います。

 

それにここまでちゃんと行動して話していたら、本当にお母さんが一緒に住もうとしたら、ちゃんと一緒になって考えて行動してくれます。もちろんそれ以外のことも。

 

大変なことが多いと思いますが、彼との幸せな恋愛を、そして結婚生活を過ごしていくためにも頑張ってください。応援しています」

とーま

マッチングアプリの中のひと

とーま


1992年生まれ、大分県出身。国内最大級のマッチングアプリ「タップル」を運営する会社で働く会社員。1000人の男女にインタビューした経験やマッチングアプリの運営で培ったノウハウを生かし、男性心理を的確に分析したYouTubeチャンネルが大人気。登録者数は約5.9万人(2023年2月現在)。

とーまさんが働く「タップル」は、グルメや映画など共通の趣味をきっかけに恋人を探せるマッチングアプリです。ダウンロードはこちらら!

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