読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第472回は「蹲る」の読み方です!
今日のお題【蹲る】
漢字に混じっている‟足“がヒント!
■ヒント
「蹲る」の意味は
「しゃがみこんで体を丸める。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「大失恋で立ち直れず、部屋の隅で蹲る」
「蹲る人に『大丈夫ですか』と声をかけたら知人だった」
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正解は……
■正解は…
正解は……「うずくまる」でした!
漢字の由来は見た目の通り、「人が膝をかかえて小さくなる姿」を形で表したものなんだそう。
同じ意味、読みで「踞る」とも書きます。
■では、これは読める?
正解は…「つくばい」!
「蹲踞」とも書きます。
意味は…「つくばうこと。茶室の入口など低く据えてあるちょうず鉢。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
茶室に入る前に、客人が身をかがめて手を清めたことから、「つくばう(かがむ・しゃがむ)」→「つくばい」と言われるようになったそう。
日本庭園などにもある蹲。見かけたら漢字のことも思い出してみてくださいね。
取材・文/高橋夏果