令和の時代になり、英語の学び方も選択肢が増えて、ぐっと身近に。効果を感じている人は何をしていた? 今回は書店で行われている英会話レッスンをご紹介。英語コーチ西真理子先生のアドバイスも参考に。
【書店×英会話カフェ】同じ目的を持った仲間と会える!
ココがメリット!
・いきなり語学学校へ通うよりも、精神的なハードルが低い
・同じ志を持った仲間との一体感、コミュニティの楽しさがある
Data
「本屋で学ぶ! 朝の英会話レッスン」
東京・下北沢の「本屋B&B」が2013年から行っている、朝の英語講座。2022年からLanCul英会話と開催中。週1回90分全回受講¥16500、単発参加¥4000ほか。2月からの第2期講座は「本屋B&B」の公式HPから確認を。
話せるようになりました
「“何を話すか”のネタ探しにも、書店の空間は理想的」
「朝6時や8時という、開店前の書店で英会話を学ぶ非日常性が、刺激になります。授業はディスカッションと講義のバランスがよく、私が参加した先生は、回ごとに、ワンランク上の自己紹介、ビジネスシーンや日常で役立つ会話の締めくくり方などのテーマをプロジェクターで掲げてくれました。参加者の輪の中で、ときにはみんなの前で話す経験は、“何を、どうやって英語で伝えるか”という思考を鍛えるよい場に。書店に並ぶ本も、会話の意外なヒントとなりました」(32歳・IT)
朝活で効率よく英語を学べる!
1月25日までは第1.5期の講座を開催中。毎週水曜日、開店前の書店で英語が学べるのが最大の魅力。講師と参加者同士が積極的に会話する機会を増やすために、平均人数は10名前後。アウトプット・継続・習慣化にこだわりをおいた授業を展開する
+αの効果を出すには…西先生のアドバイス
カフェや書店などが提供している英語を話す場は、英会話学校と提携しているところを選ぶのが確実
「フリートークではなく講師がいて、学べる場が整っていることが大切。わからない点がフォローできるテキストなどもあれば最高です」
自分から話す! そしてコミュニティに頼らない予習&復習は、自力で欠かさずにやる
「黙って先生の話を聞くのではなく、積極的に話して発言力を磨く場に! 参加だけで満足せずに、受講日以外の独学も続けること」
西真理子先生
英語コーチ。国際基督教大学教養学部卒業。留学や海外経験ゼロから英語力を高めて、外資系企業で役員秘書などを経験。著書『決定版「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣』が好評発売中。
取材・原文/石井絵里 ※BAILA2023年2・3月合併号掲載