【東京】アラサーOLにおススメ、女性が食べやすい『淡麗系つけ麺』5選！

本郷三丁目駅にある『麺屋 鈴春』さん。真っ先におすすめしたいのが麺線美しい昆布水つけ麺の数々。
お店自体も広くて綺麗で入りやすいので女性におすすめしています。
『つけ麺 200g』(1,050円)は麺の旨味溢れる昆布水つけ麺。昆布水つけ麺とは麺を昆布の出汁を含んだとろみのある水に浸かったつけ麺のことを指し、ここ数年で一大ジャンルにまで成長しました。
個人的には、昆布という栄養価の高い食材を使用していること、またすっきりと食べやすいことから女性におすすめしたいジャンルです。
今回は麺自体の旨味もしっかり味わいたいので『藻塩＋すだち』(50円)も追加しています。

こちらのつけ麺は、スープが『塩』『醤油』の二種類から選ぶことが出来ます。
さらに嬉しいところが香味油を選ぶことが出来るところ。醤油スープならば『名古屋コーチン』『煮干し』『山椒』、塩スープならば『牡蠣』『あさり』『エビ』のそれぞれ三種類から選ぶことができ、好みの味にカスタマイズすることが可能です。
自由度が高く、自分の好きな味が1つのお店に必ずあることが良いなと思います。

この日は『塩スープ×アサリ油』にて注文。あっさり塩味がうれしいスープです。
鶏をベースにしたスープに広がるあさりの旨味。とても丁寧に作りこまれていて奥行を感じます。油をかけていますが、重くないので後味もすっきりと食べられることが特徴です。

麺は松戸の中華蕎麦とみ田で有名な『心の味製麺』を使用。昆布水つけ麺には珍しい堅めの中太麺を使用。パツンとした歯ごたえの麺は小麦の旨味をしっかりと感じるため、別途注文した藻塩で食べることもおすすめです。

途中まで食べたら麺全体に酢橘をかけてあげると、より一層すっきりとした味わいで食べやすくなります。
一緒についてくるチャーシューやメンマも非常にレベルが高いのでぜひご賞味ください。

新宿御苑前にある『小麦と肉 桃の木』さん。
こちらは、『せたが屋』や『ひるがお』などで有名な『せたが屋』グループが女性をターゲットに始めたお店です。
店内も綺麗にされており、テーブルにはお花が活けてあるなどの気配りがとっても嬉しいです。女性のスタッフも多く、「ラーメン屋一人で入るのはちょっと…」という女性の方にもカジュアルに入りやすいお店かと思います。

看板メニューである『背脂生姜醤油つけ麺』(1,050円)は女性には難しい『背脂』を食べやすいように落とし込んだ印象を受けました。
麺量は300gとかなり多いため、少なめで注文されることをお勧めします。注文の際に店員さんが聞いて下さるので少なめの注文も頼みやすいです。(画像は通常の300gです。大食の筆者でも少しきつかったです)
筆者自身年齢のせいか動物の油は苦手なのですが、こちらはたっぷりの生姜の旨味ですっきりとさせており、非常に食べやすいです。
スープの中には豚バラのスライス肉が多く入っており、こちらも脂が多くないので安心して食べることが出来ます。

もちもちの平打ち麺は食べ応えが抜群。サラダが付いているので、ラーメンを食べているというちょっとした『罪悪感』も和らぎます。
生姜がしっかりと入っているので、全体的にすっきりとした味わいのスープに対し、甘味があり、のど越しと舌触りが抜群の麺は相性が抜群。
いままで背脂と言えば『漢のラーメン』という印象があり、女性にフォーカスしたものは少ないイメージでした。それを、女性向きに、あえて『背脂』という挑戦はとっても面白い一杯。
動物っぽい後味がして背脂醤油が苦手という方にも、一度チャレンジしていただきたいつけ麺です。きっと後悔はしないはず。

都営大江戸線新宿西口から少し歩いたところにあるのが『麺や 麦ゑ紋』さん。
新宿駅からだと少し離れていますが、歩ける距離にあるので新宿でサクッとご飯を済ませたいときなどにもおすすめです。
こちらは『はやし田』『鳳仙花』などを展開するINGSグループのお店です。
ラーメンなどのメニューもあるのですが、おすすめしたいのが『特製合盛りつけ麺』(1,200円)
ラーメン好きだとテンションの上がる『菅野製麺』製の麺がなんと三種類も一度に味わえるという豪華さ。
こういった合盛り系は都内で知る限りなかったため、面白いなと思いチェックしていたお店でした。

スープはキレのある醤油味。はやし田のラーメンが好きな方には刺さるのではないかと思います。
豚、節系の乾物を低温で炊き合わせたスープは醤油だけでなくふんわりとした甘味も少し感じます。
特製はスープの中にこれでもかと言うくらい具材がたっぷり。
ほうれん草、豚チャーシュー、焼きのり、マキシマム濃いたまごを使用したこだわりの味玉など盛りだくさんでした。

菅野製麺の麺を一度に3種類味わえるお店は少ないので、とっても贅沢なお店です。
麺量は125g×2セット＋1枚。おおよそ250gと少し多いのでお腹を空かせて向かうか、少なめにできるか要相談です。
つけ麺の完成度も高かったので、次は手揉み麺ラーメンを食べようと考えている筆者でした。

三鷹にある『ラーメン健やか』さんは、その名の通り、健やかな無化調ラーメンが特徴。
こちらの昆布水つけ麺は流れるような美しい自家製麺が特徴で、見ているだけでもうっとりしてしまいます。
麺量は210gとお腹が減っていればすっきりと食べられる量。もちろん少なめ(140g)にすることも可能なので、少食の方、もしくはお腹がそれほど減っていないときはこちらを注文することをおすすめします。
(画像は210gです。筆者には少しお腹いっぱいかな？という量でした)

『特製つけ麺』(1,300円)は醤油をベースとした深みのあるスープと、昆布水に浸かった絹のような美しい麺が特徴。
 国産小麦100%使用の細麺は健やかさんの自家製麺。透けて見えるほど繊細で、舌触りもなめらか。若干パツンとした歯ごたえがあり、小麦本来の旨味を感じることができます。
昆布水に浸かることにより、自家製麺の舌触りのよさがより強調されています。
宮古島の雪塩もついているので、麺本来の味を楽しむためにも、まずは塩だけで味わうことをおすすめします。

雪塩で楽しんだあとはスープの出番。
醤油ベースのスープは、醤油本来の旨味と甘味を感じます。無化調のため、とてもやさしい味わいです。
スープの中には鶏と豚の二種類のチャーシューが入っており、こちらもスープの味が沁みこんでいるため、スープの中から発掘して食べるのがまた醍醐味です。

ラーメン激戦区である荻窪～三鷹エリアでも屈指の昆布水つけ麺。おすすめです。

最後にご紹介するのが神田に2023年1月15日にオープンしたばかりの。『本田麺業』
こちらは秋葉原の名店『ほん田』さんの3店舗目として開店しました。大々的な宣伝や広告もないサイレントオープンだったのですが、流石ほん田さんの新業態とだけあって、既に長蛇の列が絶えません。
こちらの売りは何と言っても『もちもち太麺のつけ麺』。
大好きなほん田さんの新業態とあって、筆者も開店後すぐに駆け付けました。

注文したのは『自家製手揉みつけ麺 特上(醤油)』(1,800円)。特上を頼んだこともあり、従来のラーメンと比べればかなり強気なお値段なのですが頼んで全く後悔のない、むしろ頭が上がらない素晴らしい一品でした。

『麺業』と店名にある通り間違いなく自家製麺が主役。加水率は驚異の53%。
これはかなり高い数値であり、特徴的な食感を出しています。小麦はもち姫を使用。この小麦を使うともっちりとした仕上がりになるため、筆者の好きな銘柄の一つです。

そんなこだわり抜かれた麺は手揉みをされることで、さらに麺自体に強弱がつき食べ応えが抜群。噛んだ瞬間に麺自体の旨味がしっかりとしています。
卓上に塩があるため好きなだけ塩で食べることが出来るのですが、塩だけで全てを食べてしまうのではないかと思うくらいの旨味でした。

スープは秋葉原『ほん田』に似た醤油のスープ。
キリっとした旨味がありますが、角が無く丸みがあって飲みやすいのが特徴です。
特上のスープの中にはワンタンも入っており、スープを吸って醤油のしっかりとした味わいが沁みこんでいます。こちらも噛むとエビが弾けるので食べ応えが抜群です。
ワンタンは特上にしか入っていないため、特上で頼まれることをおすすめします。

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