こんにちは!
スーパーバイラーズの渡邊りりあです。
先日、所沢にある「角川武蔵野ミュージアム」で開催されている、ゴッホの体験型アート展示に行ってきました!
すごく素敵な展示だったので、ご紹介したいと思います。
ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー
ファン・ゴッホが見た世界を追体験できる体感型デジタルアート展。
壁と床360度に投影される映像と音楽を通して、ゴッホが見た世界を体感しながらその人生を辿ることができます。
✔︎体験型デジタルアート
全部で3つのエリアに分かれており、まず1つめはメインの体感型デジタルアート。
「ひまわり」「星月夜」など、ゴッホの鮮やかな絵画たちが一面に映し出される姿は圧巻!
ダイナミックな音楽と共に、壮大なゴッホの絵画の歴史に触れることができます。
さらに、入口にあるQRコードを読み込むだけで"リアルタイム音声ガイド"も利用できました。
来場者が一斉にカメラをむけていたのは「ひまわり」。
一面に華やかなひまわりが映し出され全身で浴びる感覚は、忘れられません。
「ローヌ川の星月夜」は、床がまるで絵画の水面とシームレスに繋がっているようにも見えて、ついうっとりしてしまいます。
会場には椅子やハンモックなど、リラックスして鑑賞するためのアイテムもありましたが、どれも満席。
映像の前に立って写真を撮ることもできます。
この画像は「アイリス」ですね。
✔︎「夜のカフェテラス」
少し戻ってしまいますが、こちらは会場の入口にあった壁面。
南フランス・アルルにあるカフェを描いた「夜のカフェテラス」です。
余談ですが、ゴッホといえばやはり「ひまわり」や「星月夜」を挙げる人が多いなかで、私はこの作品が1番好きです。
星空を背景に使って制作された最初の作品で、夜空の深い青と、その補色関係にあるキラキラした黄色のコントラストが本当に美しい。
人々の表情までは見えないけれど、きっと楽しく談笑しているんだろうな、と想像したくなるあたたかな雰囲気に引き込まれます。
弟・テオへの手紙に「夜の広場の情景と効果を描く事、夜そのものを描く事にすっかり僕は夢中になっている」と書いていたとか。
それを知ってから、この絵を観るたびに描かれた背景や手紙を書いていたゴッホの気持ちを想像してしまいます。
9月16日にテオへの手紙で"今週描いた作品"としてこの作品について言及されていたので制作時期は9月半ばとされていたけれど、後の天文学調査で9月16日か17日の星の位置と同じことが判明したんだそう。
ゴッホの描いた星が作品を導いてくれたなんて、エピソードも素敵すぎませんか。
✔︎ファン・ゴッホの手紙
2つめのエリアは、知っているようで知らないゴッホの生涯を年表と手紙をもとに辿るパネル展です。
個人的には、絵画はもちろん、それらが描かれた歴史や背景、ゴッホの人生にも興味があるので、このエリアはとても読み応えがありました。
ところどころにあしらわれている、ゴッホたちのポップなイラストとのギャップも面白い。
ゴッホは、日本の「浮世絵」が好きで影響を受けていたことは有名ですが、それにまつわる展示もありました。
最後には、フランスのオーヴェール=シュル=オワーズにあるゴッホとテオのお墓を再現したエリアも。
✔︎フォトスポット
3つめは、ひまわりのフォトスポット。ここだけは無料エリアになっています。
ひまわりとゴッホの自画像で埋められた空間は、とにかく鮮やか!
無料で造花の貸し出しもありました。
ゴッホの名言も散りばめれており、それを読みながら写真撮影を楽しみました。
【11月27日まで】角川武蔵野ミュージアムにて
今回ご紹介したイベント「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」は、埼玉県・所沢市にある角川武蔵野ミュージアムにて、11月27日(日)まで開催されています。
ゴッホの絵画が好きな方はもちろん、全身でアートを浴びてみたいという方にもおすすめです。
ぜひ体験してみてください!
【イベント概要】
「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」
開催期間:2022年6月18日(土)~11月27日(日)
場所:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
時間:10:00~18:00(金・土 10:00~21:00)
最終入館は閉館の30分前
料金:一般(大学生以上):2,200円(オンライン)、2,400円(当日窓口)ほか
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