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うちも経験した性交痛の原因と対処法。パートナーにきちんと伝えられる? 【中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと vol.13】

YouTuberとして女性特有の悩みや体験について情報を発信する“アレちゃん”こと、中庭アレクサンドラさんの連載。大阪弁でざっくばらんに話すアレちゃんのトークなら、誰かと話したかったけど話せなかったことを共有できる!

第13回は、性交痛について。アレちゃんの経験談から、対処法、パートナーへの伝え方も含めて、アレちゃん目線でたっぷり語ります!

久しぶりにパートナーができたら、まさかの大出血!

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと 久しぶりにパートナーができたら、まさかの大出血!

昔、仕事が多忙で気がついたら長い間パートナーがいない時期があった。当時は何も考えてなくて、久しぶりにできたパートナーと夜を共にした際になんと大出血をしたことがある。デリケートゾーンは痛いし、出血をした恐怖でとにかく驚いた。

そんな出来事を最近ふと思い出したんやけど、今も長らくパートナーがいなくて。もしかしたら次にお付き合いする人と、あのときみたいにまた痛い思いをするのかもしれない、なんて考えたら恐ろしくなった。

あの痛みと出血って、一体なんなん?

あの痛みはなんだったんだろう?とネットで調べたところ、出てきたワードは『性交痛』。

性交痛は性行為を始める前や、性行為の最中に痛みを感じたりすることなんやけど、何と驚くことに半数以上の女性が悩んだことがある問題なんやって。多くの女性が悩んでるんやとうちも驚いたけど、自分もその中の一人やねんな。

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと あの痛みと出血って、一体なんなん?

性交痛の原因はさまざまらしいねんけど、調べてみたらいろいろわかったで。

生まれつき処女膜が厚くて膣の入り口が伸びにくくなっている場合があるんやて。これは病院で手術することで問題が解消されるみたい。他にはラテックスアレルギーと言って、コンドームを使うことで痒みやかぶれ、痛みが生じるケース。出産後に女性ホルモンが不安定になることで、粘膜が萎縮したり濡れにくくなったりして痛みが生じるケース。性交に対しての恐怖や、パートナーに対してのネガティヴな感情、妊娠への恐怖という感情の揺れで痛みが生じるケース。不十分な前戯のため潤いが足りないまま挿入してしまい、摩擦で痛みが生じるケース。

ざっと軽く調べただけでもこんなに出てきた。

パートナーにケアしてもらうのも大切

あとは、充分潤う前に性交してしまうのも原因のひとつやね。

やっぱり潤ってるか潤ってないかで全く感覚が変わってくるし、膣が潤っているだけでも膣にかかる負担が少ないのかなと感じてる。パートナーにしっかり前戯してもらって、大事にしてもらいましょう。

潤ってるはずなのに中が痛い場合も

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと 潤ってるはずなのに中が痛い場合も

他にもこんな悩みも聞いたことがある。「しっかりと潤ってるはずやのに、性行為を始めると中が痛い」。

実はこれって潤ってないよう。産婦人科に行ったとき、膣のことを理解してないうちにお医者さんが分厚い本を開いて解説してくれたんやけど、外陰部が潤っていても、実は膣の中は潤いが足りてない可能性がある。その潤ってない状態で膣に負担をかけ続けると、性交痛に悩まされたり、出血を伴ったりすることがあるみたい。

膣専用のジェルを使うのもおすすめ

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと   膣専用のジェルを使うのもおすすめ

ローションを使うという意見もあるかも知れないけど、ローションは一時期的に摩擦を軽減するだけやと思うので、使うなら膣が潤うインナーケア商品がおすすめ。

うちはホルモンバランスの関係か、たまに乾燥で膣の中が痒くなることがあって。そのときは以前も紹介した「Gynofit(ギノフィット)細菌性膣炎・カンジダ膣炎対策ジェル」を使ってるよ。これはオリモノの悩みや膣内のpHケア、乾燥ケアに使える専用の乳酸ジェル。細長いチューブでジェルを注入するんやけど、これを使うと使わないとでは膣の中の潤いが全く違う。膣内を正常な状態にすることで潤いが戻るんやね。ただネットでしか今は手に入らないから、届くまでに時間がかかってしまうのが少々ネック。より保湿効果の高い『ギノフィット保湿ジェル』もあるから気になった人は検索してみてな。

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと スマホを手にするアレちゃん

あともうひとつ画期的な商品やなぁと思ったものがあって、うちは前戯が大事って言ったけど、前戯をいくら頑張ってもパートナーのサイズによってはどうしても痛かったり、相手がコントロールしきれない部分ってあるやん? 

それを解消してくれるのが『OHNUT(オーナット)』という商品。これも性交痛軽減アイテムのひとつ。ドーナッツ型のリングが4つ入っていて、それを男性器に被せて、挿入時の深さを調整できるというもの。「潤ってるけど痛いかも。奥が痛い、挿入時に違和感がある」という女性の悩みを解消してくれるんやないかな。

パートナーに勇気を出して伝えてみて

中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと パートナーに勇気を出して伝えてみて

あとは、性交痛があるなら、パートナーにきちんと伝えてほしいなって思う。

伝えにくいかもしれないけど、恥ずかしいから言えない、どう思われるかわからないから、言えないままでいると問題は解消しない。モヤモヤしながら付き合っていくことになるから不満もたまるよね。

大丈夫、勇気を出して素直に悩みを打ち明けてみて。「パートナーのせいだけじゃない、体調や体質、いろんな原因によって起こること」だと伝えて、どう解決すればいいか一緒に考えてもらうのがいいんじゃないかな。

みんなだって、もし彼に悩みがあるなら、正直に話してもらった方がいいやん。オープンな関係で何でも話せると、自分の不調にパートナーが先に気づいてくれることもあるはず。そんな関係のカップルが増えていったらいいな。


ほなまたね〜ん。

今回のアレちゃんお気に入りアイテム:クラランスのボディマッサージクリーム

今回のアレちゃんお気に入りアイテム:クラランスのボディマッサージクリーム

クラランスの全身ボディ用マッサージクリーム。肌をすっきり引き締めてくれて、ちょっとお肉が付いてきたかも?と思ったら寝る前にモミモミしてリラックスしたひとときを過ごしてる。

中庭アレクサンドラ

関西育ちの外国人モデル、タレント

中庭アレクサンドラ


ロシアのモスクワ生まれ、カラチャイ・チェルケス共和国育ち。10歳までは自給自足の生活を送り、その後大阪へ移住。
アレちゃんにとっての標準語は「大阪弁」で、コテコテの大阪弁を話す。口癖は「やめろや~」。見た目は外国人、中身はザ・大阪人の異色モデル。
神社が大好きでお守りや御朱印を集めたり、神社豆知識も豊富。現在は巫女としても働く。海外や国内のフェムテック事情についても日々発信中。

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