SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第32回のレシピは、基本調味料だけで短時間で作れる「中華風具沢山スープ」です!
中華風具沢山スープ
今回ご紹介するのは、栄養が足りていないかも……と感じた時や、何も作りたくない時に重宝するスープ。
「中華スープの素や鶏ガラスープの素、オイスターソースを使わず、ほんの少しの塩と料理酒、醤油だけでつくります。本当に調味料はそれだけ!?と疑ってしまうほど奥深い味わいにきっと感動するはず。煙が出るまで熱したごま油の香りもポイントになるので、ぜひ端折らずにトライしてみてください。
豚バラとカニカマさえ入っていれば、あとは小松菜を青梗菜にしたり、グリーンピースをスナップエンドウに代えてもOK。しいたけを入れたり、エビを入れたり、自由にアレンジしてみてください」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分・作りやすい量) 所要時間/約10分
豚バラスライス 100g
塩 少々
片栗粉 大さじ1
カニカマ 30g
小松菜 1/2束
ベビーコーン 8本
グリーンピース 正味60g
うずらの卵水煮 6個
ごま油 大さじ1
水 400ml
A 料理酒 大さじ2
A 醤油 大さじ1と1/2
A おろしにんにく 小さじ1/2
からし 適量
①豚バラ肉を切って塩をふり、片栗粉をなじませる
豚バラ肉は2~3cm幅に切って塩を満遍なくふり、片栗粉をなじませておく。
②カニカマと野菜を切る。グリーンピースはさやから外す
カニカマ、小松菜、ベビーコーンはそれぞれ1cm幅に切る。グリーンピースはさやから外す(冷凍でも可)。
③ごま油を熱した鍋で、小松菜を焼き付けてから炒める
鍋にごま油を強めの中火で熱し、油から煙が上がったら小松菜を加える。
30秒触らずに焼き付けたら、木べらでさっと炒める。
④豚バラやその他の材料と調味料を加え、中火で煮る
水を加えて煮立ったら、豚バラを加えてよくかき混ぜる。続けてカニカマ、ベビーコーン、グリーンピース、うずらの卵、さらにAの料理酒、醤油、おろしにんにくを加えて煮立ったら、蓋をして弱めの中火で5分煮る。
味をみて足りなければ塩でととのえ、器に盛り付ける。好みでからしを溶かしていただく。
完成! 中華風具沢山スープ
「何も作りたくない日は、簡単に作れる具沢山の栄養満点スープが強い味方。このスープは最近特にお気に入りで、かなりリピートしています。ごはんと相性抜群で麺を入れても良し、具材を変えても良し、15分ほどで完成……とことん使い勝手がいいスープなんです。からしを加える味変で、なんどでも飽きずに食べられます」
献立:プラスワンメニュー「大根とツナのサラダ」で栄養バランスアップ!
「熱に弱いビタミンCが豊富な生の大根サラダをプラスして、栄養価をととのえます。ツナ缶はあえて汁ごと加えることで、シンプルかつ旨み豊富な一皿に」
副菜:「大根とツナのサラダ」(2人分) 所要時間/約15分
①大根150gはスライサー等で細切りにし、ボウルに入れる。塩ひとつまみを振って軽く混ぜ、10分置いたらしっかりと水気を絞り出す。
②ノンオイルツナ缶1個を汁ごと加え、マヨネーズ小さじ1、ごま油小さじ1/2、塩ひとつまみ、黒胡椒少々を合わせてさっと混ぜ、完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ』(飛鳥新社)。