【大人のギフト選びで大切なこと】美容家 石井美保さんは「日常に特別感がもてるもの」を贈る！

人気美容家 石井美保さんが30代に伝えたい！ 美のDo＆Don't。今回のテーマはビューティギフトについて。お世話になった方や仲良しの友人などの門出を祝う際に、気をつけるべきこととは？ 石井さんがギフトを贈る際、何を意識しているのかも伺います。

友人やお世話になった方へ、感謝や激励を込めて何かを贈りたい。その気持ちが空振りにならないよう、気をつけるべきこととは？

「何よりも気をつけたいのが、相手のことを考えず、自分の価値観を一方的に押し付けないこと。贈る相手が絶対に使わなそうだったり、趣味とは違ったりするギフトは避けた方が良いでしょう。自分が美味しいと思ったものを“これ美味しいから食べて”と共有したかったとしても、素材にこだわっていたり、何かを控えている方だったら、物によっては迷惑になってしまうことも。相手が何に興味を持って、何にこだわっているのかというガイドラインは、ある程度把握しておいた方が良いでしょう」（石井さん。以下同）

「特にビューティギフトとなると、肌に触れるものや口に入れるものが多いと思うので、素材は健康面や安全性を含めてこだわりたいもの。私自身、食品は合成着色料や人工甘味料が入っていないナチュラルなもの、入浴剤などもダイレクトに粘膜に影響するので、合成着色料が入っているものは避けています」

石井さんがギフトを選ぶ際、ポイントに置くことは何ですか？

「ビューティギフトの場合、贈る相手の日常や美容習慣を踏まえたうえでアイテム選びをするのが基本。美容にあまりこだわりがない場合でも、ハンドクリームやボディクリーム、リップケアやブラシなど、誰しもが日常的に使えるものを選ぶようにしています。そこに、ヴィジュアル面の可愛さやラグジュアリーさ、何かに特化した機能面を持っているなどの、無難で終わらせない特別感をプラス。そうすれば、手持ちのものと用途が被っていたとしても、ワクワク感があったり、新たな発見ができたりと良いサプライズになるんです」

石井さんの信頼ラインナップを公開！ おすすめコスメ編は下のリンクからチェックして

メイク・モデル／石井美保　撮影／天日恵美子　ヘア／ナディア　スタイリスト／今村仁美　イラスト／green K　取材・文／谷口絵美　構成／中島 彩