プロバスケットボールプレイヤー 渡邊雄太さんとの結婚を機にアメリカで暮らし始めた久慈暁子さん。
遊びに来た友人と一緒にダイナーで楽しい時間を過ごした久慈さん。さらに空港ではハプニングも! 現在暮らすテネシー州メンフィスでの日々の生活について綴ります。
友達と一緒に、メンフィスでいちばん古いレストランへ
今日は、メンフィスに遊びに来てくれた友達と過ごした話です。
1日目は一緒にグリズリーズの試合を見に行き、2日目は友達が午前11時の便でメンフィスからヒューストンに向かうということで、8時に朝ごはんを一緒に食べに行きました。
向かったのはThe Arcade Restaurant。
実はこちらのレストラン1919年創業。メンフィスでいちばん古いレストランなんです。
メンフィスに住んでいたエルヴィス・プレスリーも常連客だったそうで、エルヴィスがいつもいちばん奥の席でピーナッツバターのバナナサンドを頬張っていたお店として有名なんです。
中に入ると、
古きよきザ・アメリカのダイナーといった感じ。レトロでポップな雰囲気が広がっています。
私たちが頼んだのはアメリカ南部の定番朝食、スイートポテトパンケーキとオムレツ。
オムレツもパンケーキも絶品! 大満足でした
スイートポテトパンケーキはさつま芋を生地に加えて作られたもので、ほんのりとさつま芋の甘みを感じられます。オムレツはほうれん草やベーコン、チーズなどが入っていて卵もふわふわ! 好きな具材を5つ選んで中に入れてもらえるんです。どちらも絶品です。
友達とシェアして食べようと取り皿をもらったのですが、取り皿もアメリカンサイズです。
週末の朝ごはんはカフェやダイナーで食べる人も多いアメリカ。
土曜日ということもあり、家族連れのお客さんで店内は満席です。私は日本で朝食を外に食べに行くという習慣があまりなかったので新鮮な驚きでした。
朝食の後は友達と一緒に空港へ向かったのですが……
美味しい朝食にお腹も満たされたところで、空港に向かいました。航空会社によってターミナルが違うので注意が必要です。無事メンフィス国際空港に到着。
なんとこの時出発時刻の35分前!!
私はいつも国内線だと最低でも1時間前に行くのですが、友達は「ヨーロッパに行った時はかなりギリギリでも大丈夫だったからギリギリでOK」と自信満々で言っていたので、その言葉を信じてカウンターへ行ってみると……
『国内線は45分前に荷物を預け終わっていなければいけません』との表記が(ちなみに国際線は1時間前まで)。そりゃそうですよね。新幹線や電車じゃないんだから。
グランドスタッフさんと交渉しましたが、やはり荷物を預けることは不可能と言われてしまいました。そこで二つの案が提案されました。
①荷物だけFedExでヒューストンまたは日本に送り、荷物を持たずヒューストンに行く
②明日以降の便に変更する
搭乗時間も近づいていたので荷物をFedExで送ることにして荷物なしでヒューストンに行くことになりました!
FedExへ向かい、配送を手配することに
ということで友達をヒューストンに送り出し、残された私はメンフィスのFedExへ向かいました。
そもそもFedExとは世界最大規模の物流会社。実はメンフィスは物流のメッカとも呼ばれ、川・鉄道・道路・空路が整っていて、FedExはメンフィスに本社を構えています。
FedExに無事到着し、荷物の見積もりをしてもらいました。
見積もり金額は……
ヒューストンまで送ると最短で$175.63(約26000円)、日本まで送ると$974.10(約143000円)。
担当の方が、紙に様々な場合の値段を書いて丁寧に説明してくれました。
やはりけっこう高い.....!
自分の成長も感じられた出来事でした!
こちらでなにげなく暮らしていましたが、空港でスタッフの方と交渉したり、FedExで見積もりをしてもらったり、昔ならできなかった!!
今回のハプニングで、アメリカで生きる術を少しは身につけられているのかもしれないなぁと改めて気づくことができました。
海外旅行はハプニングの連続です! だからこそ楽しい!
みなさん飛行機に乗る際はできるだけ早めに空港に行くようにしましょうね(笑)。
1994年7月13日生まれ。岩手県出身。
ノンノモデル、フジテレビアナウンサーとして活躍後、フリーアナウンサーに。2022年プロバスケットボールプレイヤー 渡邊雄太さんと結婚し、アメリカで生活。趣味は映画・DVD鑑賞。特技は水泳。アーティスト特化型⾳声配信サービス『Artistspoken』@Artistspoken にて、【ヒュッゲに過ごす金曜日】で毎週23:00〜23:30配信中。
写真提供/久慈暁子
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