メリークリスマス!
「今年はこんな感じだし、クリスマスは家で皮から餃子をつくろうね」と約束したのにぜんぜん準備してないジーコです。もういい。今日は適当にラーメンとか食べよう。紅生姜とねぎはクリスマスカラー。
同棲が始まり、「やべえ毎日好きな人と一緒にいるなんて最高じゃん」「一緒にいたらさらに好きになっちゃった✌✌」みたいな片思い叶いたての高校生か?みたいなテンションで突き進んでいたけれど、私は34歳。高校生じゃなく、しっかり社会人。働いているがゆえの問題、悩みが出てきました。
Diego Cervo/shutterstock
その悩みはそう『リモートワーク環境』。
私はフリーランスで週の半分以上が家で仕事。彼はリモートのリの字もなく、自粛期間中ですら毎日出勤しなければならなかった人。最初は「仕事部屋を一室確保できる間取り」という条件で物件を探していたのですが、紆余曲折あり諦めたのです。
もとの条件では物件が見つからず、
「駅から徒歩3分→10分にする」
「家賃の予算を3万円ほどあげる」
「仕事部屋を諦める」
の3択をせまられたのです。「10分歩くのは無理(ジーコ)」、「家賃3万円上げるのはイヤ(彼)」ということで、私の仕事部屋を諦めることにしたんですけど、めっっっっちゃ後悔した。行けるやろって思った自分を呪った。最初は。
「夕方まではひとりだし、朝型人間になって夜は極力仕事しないようにすれば大丈夫でしょ!」と本気で思っていた。でもね、人間そんなにね、愛で変われません。いきなり規則正しい人間になんてなれないよ。
仕事量が普通の毎日なら全然乗り切れたんですが、先月末がなぜか異常に忙しく(計画性の問題)、毎日長めに仕事、週末も丸ごと一日は休めないという日々が3週間ありました。そのときに、リモート環境があんまり整ってないのが心にきた。ちょっとイライラしちゃった。なので、あれこれ環境改善のためにやってみました。
前提として、私は仕事用デスクをダイニング(決してリビングではない)においています。2DKのDKのところ。そのDKは8畳ね。広くない。
①高い!でかい!ブラインドついたて
これは絶対必要でしょ! 壁に向かってデスクを置き、その後ろについたてを置くことにしました。
ただ単純に立てる板のやつ、折りたたみできてしまえるやつ、棚になっていて便利なやつ、いろいろあって迷った! けど、最終的に「突っ張り棒を立ててブラインドを設置する」タイプのついたてをチョイス。
180cmの間隔で突っ張り棒を立てる+横幅180mのでかいブラインド。開ければ広々とするのがとても良い。かつほぼ天井まであるのでしっかり仕切れる。なのに通気性もよい。そしてガッチリ板じゃないので、思いっきり椅子を引いてもぶつけたりしてもゆれるだけで安心。この選択はめっちゃよかった。いい買い物した。
でもね、これでも全然だめ。そもそも仕切りでなんとかなる問題じゃない。なぜならここはDK。彼氏、早く帰ってきたら18時からごはん作り始めちゃう。仕事で集中してもうひとがんばり!ってときに後ろでじゅうじゅういい始めてめっちゃいい匂いしてくる。なにしろ通気性がよい。しんどい。
今までは一人暮らしで、自分が仕事してるときは、当たり前だけど何の音もしなかったわけじゃないですか。だからほんとに集中できなくて……。ずっとこの場所で仕事をするのは無理と判断しました。
②小さい折りたたみデスクで家庭内ノマドワーカー
どこの部屋でも、なんなら廊下でも仕事できるように小さいデスクを買えばいいんじゃない? 家庭内ノマドワーカーしちゃえばいいんじゃない? ということでパソコン+A4ファイル+タブレット類がおける程度のデスクを購入。
これは、彼が料理してる小一時間の対策としては良かった。ふたりの寝室にミニデスクを設置して仕事。ただ、休日に仕事するとなるともう全然だめ。「ふたりの私物がいっぱいおいてある寝室」「ゲームやテレビなど娯楽が集約した部屋」「ダイニングキッチン」という配分なので、どこにいても絶対彼は入ってくる。仕方ない。
なにより、状況に合わせてチョロチョロしなきゃいけないのがしんどい。運ぶのだるいし落ち着かない。ただまあ、「困ったときの応急処置」としてはめっちゃよかった。1時間集中したいときとかにはかなり◎。
③最終兵器!コワーキングスペースを使う
結局これがいちばんよかった。そりゃそう。
彼が家にいる休日に、お外で仕事をしようと使い始めたのですがめっちゃよかったー!
ガッツリ仕事する日は平日昼間も使うようになりました。①②と併用したらリモート環境は完全装備になった。最も強い布陣な気がする。
なんかひとりで家にいると、家事をしなきゃいけない気分になっちゃうんですよね…。みんな、なっちゃわない? 家にいるとはいえ私も彼と同じように働いているんだけど、なんか「洗濯はやっとかないと」「畳まないと」「片付けないと」「ごはんの準備しとかないと」という謎の義務感が生まれて、チラチラ途中でやっちゃって、どうも集中できない。やっちゃう。やらないと罪悪感が生まれちゃう。
物理的にできる状態でやらないを選択して、帰ってきた彼に家事をやってもらうのがかなり心苦しい。彼が家事をしてるとき、私は仕事をしてるとしてもなんか心苦しい。
だから、物理的に家から離れるとめっちゃ楽でした。無意味な罪悪感が生まれない人はいいと思うんだけど、「家にいるからやっとかなきゃいけない気がする」と思っちゃう人は、もう外にいくのがいい。外に行くしかない。
ちなみに私は、会員登録費月額¥1000+ドロップイン1日¥1500で利用中。忙しい日に集中的に行くので、月に8日程度。月にかかるお金は13000円と、家賃¥30000上げるより全然安い! そもそも¥30000あげたくなかったのは「私が産休などやむを得ない事情で収入がなくなったとき困るから」。でも¥13000は仕事しなければかからないお金! コワーキングスペースならぜんぶ解決じゃん!
Theera Disayarat/shutterstock
無理に家賃あげて仕事部屋つくらなくてよかった! 仕事部屋があっても「家にいたら家事しなきゃいけない問題」は解決しないわけだし。結果的にベストの選択になってる気がします。
とはいえ、コワーキングスペースが徒歩3分のとこにあったのはまじでたまたま。散歩してて見つけた。もっと引っ越しのときに計画性をもって「家の近くに仕事できる場所があるか」を調べておくべきだったなと思います。なかったらどうしてたんやろ…。
ライター・ジーコ 34歳
- 趣味は?サッカー観戦、マンガ、読書、ゲーム、お酒を飲む、YouTube
- 好みのタイプは?一緒に道に迷って楽しい人
- ジーコの外見は?犬系アイドル顔(担当編集談)
- いつまでに結婚したい? 東京オリンピックまで。夫婦で開会式を見ます。できればサッカーを見ます
- なんで婚活してるの?最後に彼氏がいたのは2018年6月。1年つきあうもうまくいかず婚活開始→1年ちょいの婚活の末、彼氏ができました!
- twitterあるけど何ツイートしていいかわからん!⇒https://twitter.com/zicoboost