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松村沙友理、お米愛を今、あらためて【連載 松村沙友理の大人学】

さゆりかれんと 松村沙友里の大人学

大人の学び直し“リカレント教育”をもじって、松村沙友理さんの大人への一歩を記録する連載「松村沙友理の大人学」。2022年の新米が続々と出回り始めた秋晴れの日、沙友理さんと土鍋ごはんのランデブー。鍋の蓋を開け、歓声を上げた沙友理さん。「わっしょーい」かけ声とともにしゃもじで混ぜ、「わ~新之助~粒が長いね~」と語りかけ。270g(1合=約150g)の大おむすびをぺろりと完食。「お米さえあればいい!」と豪語するお米愛を語ってくれました。

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新米、土鍋炊き

松村沙友理 新米、土鍋炊き

お米は私の基本だけど「こうじゃなきゃ」っていうこだわりはないんです。スーパーでは“ジャケ買い”感覚でどんな品種も手に取ります(いろんな品種を選ぶのも楽しい♡)。わが家の優秀な炊飯器(品種によって炊き分けてくれる♡)のボタンをピ、ピ、と押すだけで美味しくいただいています。手間をかけなくても美味しいことがいちばん!

今日は初めて土鍋での炊飯を体験しましたが、思っていたより手間いらず。日常的には炊飯器、イベント気分を味わいたいときは土鍋、と気軽に使い分けられそうで、炊飯土鍋の購入を真剣に考えています!

新之助という品種も、お初でした。粒が細長く、ねばり少なめ。料理に合いそうだし、ごはんに重さがないので、量食べられない人もたくさん食べられそう。

無洗米と水温のことは今日覚えて帰ります。「人間がラクするためにお米の美味しさをそがれているのが無洗米?」という先入観がなくなりました。無洗米じゃないときの、冬の米とぎ、ぬるま湯で甘えるのはもうやめます。

今年、お米ソムリエと白米ソムリエの資格をとりました。お米の歴史や成分の勉強を通じて「ごはん好き」に自信が持てるようになりました。食物繊維が豊富で、血糖値が上がりにくい糖分だから体にいい。ビタミンが豊富で肌にいい。私の体や肌はお米でできています。ごはんをどっさり食べるけど、そのせいで太ったことは一度もありません。

「白米、白米♡」と発信していて気づいたのは、白米が好きな人は意外と多いということ。「私も好きです」とか「美味しい白米のお店を見つけたよ」とか。みんなの心の中には、確実にごはんがある。だけど、定番すぎる存在だからか、「太る」という間違ったイメージのせいか、その愛を隠している人が多い!(笑) 身近で当たり前だからこそ、もっとお米を楽しんでほしいんです。私も、知識と愛をもっともっと深める所存です。

新潟の「新之助」

今日のお米は新潟の「新之助」。無洗米です。無洗米は肌ぬかを除去してあるから劣化しにくくて栄養価も精白米よりちょっと高いそう。何より、とぎ洗いの水温やうまい下手で味がブレない。水も節約できるし、いいことずくめです。

土鍋でご飯を炊く松村沙友理

炊飯専用の土鍋を使えば、想像よりずっと簡単に家庭用のガスコンロで“土鍋ごはん”が炊ける。鍋からはみ出さないくらいの中火にかけて約13分。沸騰して湯気が出たら火を止めて20分。お米は炊く前に冷蔵庫で2時間(~最大半日)浸水を。そのうまみを含んだ、冷えた水で炊くのが肝心。熱がゆっくり入って、ふっくら炊き上がります。

土鍋ご飯
三角おむすびをつくる

広げたラップフィルムに、まず塩を少々。ごはんを適量のせたら、三角に折りたたむように包むときれいな三角おむすびに。力を入れすぎず、約10回優しく握って。しらいさんおすすめの“おむすび塩”は鹿児島の「坊津の華 釜だき塩」。ごはんの甘さとほどよいコントラストを描くマイルドなしょっぱさが絶品。

おむすびを作る松村沙友理

「ひと粒ひと粒を感じたいから、かために炊いたごはんが好き」

美味♡ 松村沙友理

「グループ活動中、寮でおやつ代わりに炊きたてのたごはんを食べていた。秋田県出身メンバーの地元のお米も美味しかった♡」と、お米の話が尽きない沙友理さん。誕生日には“ごはんに合う食べ物”を贈られることも増えたそう。撮影の日は博多名物「鮭明太」を持参してくれました。

松村沙友理、お米愛を今、あらためて【連載 松村沙友理の大人学】_9

沙友理さんも「サイズええなぁ、可愛いなぁ」と惚れた伊賀焼 長谷園の炊飯土鍋「かまどさん」。普通の土鍋よりもかなり分厚く、二重蓋になっていて火を止めても鍋の中の温度が下がらないから余熱でお米に火を通し、蒸らすところまでひと続きに。1合から5合まで5サイズ展開だそう。

教えてくれたのは
しらいのりこさん

料理家「ごはん同盟」

しらいのりこさん


新潟県出身。同郷で米農家出身の夫と炊飯系フードユニット「ごはん同盟」を結成(調理担当)。お米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。美味しく食べる方法を熟知する、食卓のお米の専門家。

ブラウス¥20900(デミルクス ビームス)・イヤカフ¥39600(ヒロタカ × デミルクスビームス)/デミルクス ビームス 新宿

撮影/川原﨑宣喜 ヘア&メイク/遊佐こころ スタイリスト/山﨑静香 ※BAILA2023年1月号掲載

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