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遊び心のあるコインパース【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.38】

美味しいものを食べたり、旅に出たりすることがいちばんの気分転換。そんな働く30代も多いだろう。自分のために「ちょっとした贅沢」をすることは、日常のストレス発散と明日からのやる気の向上にぴったり。その贅沢のひとつに、「必需品ではないけれど、ちょっといいものを買う」という選択肢はいかがだろうか? 国内旅行1回分くらいの値段で、名品ブランドのスモールレザーグッズをコレクション。なかでもおすすめは、可愛くて、意外に使えるバッグの中の相棒「ジップコインケース」だ。

遊び心のあるコインパース【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.38】_1

ストロベリーのキーチェーンつきコインケース。遊び心あふれるモチーフに繊細な刺繍が施されて。コインケース(W11.5cm×D15cm)¥43.000/グッチ ジャパン(グッチ)

思わず笑みのこぼれるモチーフ、あるいはブランドの”らしさ”あふれるロゴ、あざやかなカラー。どれも30代になると、あからさまに目立つものはちょっと持つのに気後れしてしまう。その点、手のひらに収まるジップポーチ&ケースは、ボリューム的にも、毎日使いにも最適。可愛いフルーツやアニマルのモチーフでも、ラグジュアリーな作りの良さは、持っているだけで他人にも自分にも一目でわかる。しかも、キャッシュレス化やバッグのミニマム化で、実はかなり使えるヤツ。旅行やグルメと違って「毎日ずっと楽しく使える」というところも合わせると、その贅沢は、きっと無駄遣いにはならないはず。

 

【select point】

・3〜5万円、国内旅行1回分くらいの”ちょっと贅沢をした”価格帯
・ブランドのアイコンが凝縮されたようなミニサイズのデザイン
・長く愛せる作りの良さと機能性は忘れずに

アラウンド5万円、ジップコインケースの名品5

サンローランのフラグメントケース
グッチのコインケース
セリーヌのラウンドポーチ
クロエのフラグメントケース
ロエベのコインケース
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【SAINT LAURENT】 外側にカードスロットのついたフラグメントケースは、サンローランの人気アイテム。ミニバッグや洋服のポケットにも収まる薄型。新色はバッグの中でも目立つ鮮やかなカラーのカーフレザーで、ブラックのトリミングがしゃれてる。 フラグメントケース(W13cm X H8cm X D0.5 cm)¥40,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) 問)サンローラン クライアントサービス TEL 0120-95-2746
【GUCCI】 ラウンドのコインケースは、アクセサリーケースやピルケースとしてもちょうどいいプチサイズ。GGパターンとウェブ ストライプ、ゴールドのダブルGがミニマムなサイズの中にぎゅっと入っていて、どこかヴィンテージライクな雰囲気もいい。 コインケース(W10cm×H10cm×D2cm)¥42,000/グッチ ジャパン(グッチ) 問)グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177
【CELINE】 深みのあるブラックに、凱旋門から着想を得たというモチーフが並ぶモノグラム「トリオンフ キャンバス」は1972年に誕生したセリーヌのアイコン。今シーズン、エディ・スリマンの再解釈でリバイバルした。クラシカルな名品をコンパクトに楽しんで。 ラウンドポーチ(W8.5cm×H8.5cm)¥30,000/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン) 問)セリーヌ ジャパン TEL: 03-5414-1401
【CHLOÉ】 クロコの型押しレザーに、ブランドのイニシャル「C」をあしらったジップパース。裏側に5つのカードスロットがあり、ジップの中の容量もコンパクトながら充分。上品なモスグリーンとゴールドメタルがマッチして、エレガントな雰囲気に。 パスケース(W13cm×H7.5cm)¥33,000/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ) 問)クロエ カスタマーリレーションズ 03-4335–1750
【LOEWE】 メゾンの職人が、レザーの端切れを使って作ったことから始まったという、遊び心あるエピソードを持つ、ロエベの「レザーアニマル」。背中にコインを出し入れするジップがついた愛らしいエレファントは、柔らかな最高級カーフで型崩れ知らず。鮮やかなカラーブロックも楽しげな新色が登場。 コインケース(W8cm×D5.5cm)¥45,000/ロエベ ジャパン(ロエベ) 問)ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL 03-6215−6116

知っているとさらに愛着がわく、人気ブランドのヒストリー【ロエベ】

ロエベは創業1872年のスペインのブランド。ドイツ人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが、皮革製品大国であったスペインを訪れ、革工房を開業したのが始まりだ。上質なカーフレザーを用いた革製品、特にハンドバッグが有名になり、1905年にスペイン王室御用達となる。さらに、1960年代に入ってプレタポルテラインがスタート。2013年にジョナサン・アンダーソンがクリエイティブディレクターに就任し、クラフトとアートの融合したクリエイションが脚光を浴びた。

遊び心のあるコインパース【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.38】_3

ソフトグレインのカーフレザーを使用した、アニマルコレクションのウサギ。愛らしい尻尾もついて。コインケース(W14cm×H10cm×D7cm)¥45,000/ロエベ ジャパン(ロエベ)

ロエベの卓越したクラフトマンシップが一番現れるのは、やはり革製品だろう。最高品質のカーフをなめしたソフトグレインレザーは、しなやかさ、美しさ、そして耐久性において特別。ジョナサン・アンダーソンは職人によるクラフトを重視し、そこに革新的でアーティスティックな感性を融合させた。布のように柔らかくなめされたレザーが作る美しいドレープやノットは、「アマソナ」や「ハンモック・バッグ」をはじめとするヒットバッグに、余すところなく生かされている。最高の工芸品であり、芸術品。ロエベのレザーグッズは、まさにそんな存在だ。

文・久保田梓美 

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