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本日のお悩み:独身者はバリバリ働くべきなの?
今回の相談者は事務職のD子さん。
職場にはワーママばかり。子どもがいない私は、バリバリ働けるでしょ?という圧力にモヤモヤしている様子。
さっそく詳しく聞いてみましょうね。
相談者D子さん(31歳・事務職)
私のモヤモヤを聞いてください。
なんと私の職場では、子どもがいない女性社員は私だけ。
先輩女性はみんな“ワーママ”なんです。
先輩方は産休、育休を取得して時短勤務で復帰、という働き方をしていて、これから2人目、3人目の子どもを考えている方もいるようです。
もちろん子育てしながらでも働きやすい、いい職場だとは思っています。
でも日頃から「D子さんは子どももいないし、残業もしてバリバリ働けるでしょ?」という無言の圧力を感じて帰りづらい雰囲気……。
確かにいきなり熱を出したり、送り迎えが必要な家族はいないけれど、私だってアフターファイブにやりたいこともたくさんあります。
でも今の私には愚痴を言い合える同僚も、目指したいロールモデルもいません。
ワーママの先輩方ともうまく協働しながら、自分も生き生きと働ける方法が知りたいです。

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ナミコのアンサー&アドバイス
雰囲気に遠慮しなくていい!
そろそろ育休を取っていた方の復帰や、保育園の話題も聞こえてくる頃かしら。
育休復帰のタイミングで担当が変わる、という人もいるかもしれませんね。
皆さんの職場でもこのモヤモヤ、感じている人いるんじゃない?
お互い気を遣いすぎて窮屈になってない?
D子さんがおっしゃるとおり、周りが全部ワーママだなんて、客観的に見るとすごくいい職場なんだと思います。でも同じカテゴリの同僚も先輩もいないのは、確かにキツイと思う……。
別の見方をしてみると、今のD子さんのポジションは大チャンスに思えます。
D子さんの思い描くキャリアを辿っている人がゼロ、つまり競争相手も嫉妬する人もゼロってことでしょう? それって、足を引っ張られたり、笑われたりする心配もないってこと。
大げさに考えることはないけれど、まずは自分の気持ちや状況を、周囲にダイレクトに伝えてみたらどうかな?
「私だって早く帰ってやりたいこともある!」ってストレートに。
そして今のうちに理想のキャリアも語ってしまえば、意外に早く実現する気がします。
私の経験上、ワーママという生き物は常に自分のことで手一杯。そして毎日「今日も子どもが体調を崩しませんように!」と思いながら過ごしています。D子さんが「無言の圧力」と感じているものは、きっとワーママたちの“祈り”がオフィスを漂っているから(笑)。
たまには“祈り”だらけの空気の入れ替えを兼ねて、D子さんもワーママたちに負けない大きな声で「私の話を聞いてください!」と言ってみて。
とにかく目の前の仕事を終わらせようと、眉間にしわを寄せて働いているワーママたちも、「D子さんに気を遣わせてたかも!」とハッとするはず。
声を掛けるなら休憩時間やおやつタイムなど、みんなの気持ちがちょっと緩む午後がオススメ。
なぜなら「今のところ保育園から連絡がないから、今日は大丈夫かな」と思える頃だから。
きっと“祈り”の空気圧も、少しは下がっていると思います(笑)。
意識さえこっちを向ければ、D子さんの願いや悩みもきっと聞き入れてもらえるハズ。
そしてワーママたちはD子さんに間違いなく感謝しています。だからゆっくり向き合って、ついでに日頃の苦労もねぎらってもらってね。
今よりさらに働きやすい職場になるように応援してます。

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また相談にきてね!
D子さんが、アフターファイブを楽しめるようになってくれたら嬉しいな。
モヤっとしたら、いつでもここで吐き出して!
今日も無理せず、自分ファーストで、ね。






























Baila Channel



















