1960〜70年代のニューヨークを舞台に、上流階級のセレブ妻である元祖インフルエンサーたちと著名な作家をめぐる世紀のスキャンダルを描いたドラマ『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』。そのゴージャスな美術制作の舞台裏をキャストとアーティストが明かす特別映像を@BAILAで先行独占公開!
「フュード/確執 カポーティ vs スワンたち」
豪華キャストが共演! 元祖インフルエンサーたちのゴージャスな日常
『ティファニーで朝食を』(1958年)や『冷血』(1966年)の成功で、時代の寵児となった作家トルーマン・カポーティ。ニューヨークの社交界の名士として華やかな生活を送る彼には、“スワンズ(白鳥たち)”と呼び親しく交流していたセレブリティの女性たちのグループがいました。
豪華キャストが演じるスワンたちの顔ぶれは、実に華やか!
(左から)キャリスタ・フロックハート、クロエ・セヴィニー、ダイアン・レイン、モリー・リングウォルド、ナオミ・ワッツ、デミ・ムーア
カポーティ(トム・ホランダー)が「唯一の欠点は完璧であること」と絶賛したTV局CBS会長夫人のベイブ・ペイリー(ナオミ・ワッツ)、最初の夫は映画監督ハワード・ホークスでハリウッドにも顔がきく才媛スリム・キース(ダイアン・レイン)、英国名家の出身のC・Z・ゲスト(クロエ・セヴィニー)、ジャクリーン・ケネディの妹でポーランド人貴族を夫に持つリー・ラジウィル(キャリスタ・フロックハート)。カポーティとスワンズは、洗練された晩餐会やパーティ、実在の有名フレンチレストラン「ラ・コート・バスク」(2004年に閉店)の特等席に連日集い、噂話に花を咲かせます。
ここに大富豪の夫を射殺する事件を起こしたアン・ウッドワード(デミ・ムーア)、晩年のカポーティに寄り添ったTVの人気トーク番組の司会者ジョニー・カーソンの妻ジョアン・カーソン(モリー・リングウォルド)らが加わります。
「ニューヨークを世界の中心にしたのは私たち」と豪語する元祖インフルエンサーの女性たちの日常は、ハイエンドなブランドやヴィンテージのエレガントな衣装や宝飾品、豪華なアパートメントのインテリア、美しい料理の数々など、目にも鮮やか。また、1966年にカポーティが主催した、20世紀最大といわれる「黒と白の舞踏会」がモノクロームの美しい映像で再現される第3話「仮面舞踏会」は圧巻です!
美術制作の舞台裏を、プロダクションデザインのマーク・リッカー、衣装デザインのルー・アイリック、またキャストのナオミ・ワッツ、クロエ・セヴィニー、デミ・ムーアらが自ら語る貴重な独占映像では、夢のような世界がどのようにして作られたのかを知ることができます。
@BAILAメディア独占先行公開!【特別映像】制作の舞台裏~美術編
ニューヨーク社交界を完全再現!【シーン写真を大公開】
トルーマン・カポーティが「唯一の欠点は“完璧である”なこと」と称賛し、あがめたベイブ。二人は固い絆で結ばれていたが……。演じるのは、『マルホランド・ドライブ』や『ザ・リング』シリーズのナオミ・ワッツ。
お気に入りのレストランに集い、優雅に"情報交換"をするスワンズ。写真左から、C・Z、スリム、ベイブ。演じるクロエ・セヴィニー、ダイアン・レイン、ナオミ・ワッツの美しい年の重ね方に見惚れてしまう。
あふれる才能を持ち、ゲイであることをオープンにし、エキセントリックな振る舞いも魅力的で、ニューヨーク社交界のスターとなったカポーティ。実力派のトム・ホランダーが成り切り演技を披露! カポーティの衣装もシーンごとに違っている。
1966年にカポーティが名声の絶頂期に主催した、錚々たる顔ぶれのセレブたちが出席した「黒と白の舞踏会」。撮影は実際に舞踏会が行われた「プラザ・ホテル」のグランド・ボールルームで行われた。舞踏会でのドレスを手がけているのは、現代のハリウッドセレブ御用達デザイナーのザック・ポーゼン。
大富豪の夫ウィリアム・ウッドワード・ジュニアを別荘で不審者と間違えて“誤射”したアン・ウッドワード。カポーティ主催の「黒と白の舞踏会」に出向くが……。アン役のデミ・ムーア(『ゴースト/ニューヨークの幻』)は、今年のカンヌ国際映画祭で上映されて話題を呼んだ、コラリー・ファルジャ監督の衝撃作『The Substance』で主演をつとめて注目の的!
伝説の「黒と白の舞踏会」に出席する、政界との強いコネクションを持つリー・ラジウィル。大ヒットTVドラマ『アリーmy Love』のキャリスタ・フロックハートも存在感たっぷり。
全米ポロ・チャンピオンを夫に持ち、自らも乗馬を楽しみ、ガーデニングが得意なC・Z・ゲスト。映画『ボーイズ・ドント・クライ』やドラマ『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』のクロエ・セヴィニーの着こなしにもうっとり。
手前からベイブ、スリム、C・Z。当時の雰囲気を伝える帽子やヴィンテージの衣装、アクセサリーやメイクなど、細部まで目を凝らして楽しみたい。
上流階級の暴露本が巻き起こした世紀の大スキャンダル!
複雑な生い立ちを持ちのカポーティは、時に平然と残酷な仕打ちをし、裕福な銀行家一家の跡取り息子と結婚したアン・ウッドワードを「自分たちとは格が違う」として徹底的に蔑みます。
彼女はかつて別荘で夫を不審者と間違えて誤射し、裁判で無罪となりました。しかし、カポーティが夫殺しの真相を知っているかのように噂話を面白おかしく吹聴し、アンは最終的に不幸な最期を遂げることに……。
この死者まで出したスキャンダルの原因となったのが、創作活動に行き詰まったカポーティが1975年11月に『エスクァイア』誌に発表した短編小説『ラ・コート・バスク』です。カポーティはアンを夫殺しとして描いただけでなく、スワンズが彼に打ち明けたプライベートの秘密を、名前こそ変えてあるけれど、明らかにベイブたちのことだと分かる形で赤裸々に暴露したのです。
スワンズの逆鱗に触れたことは言うまでもありません。「カポーティを絶対に破滅させてやる」と結託するスワンズとカポーティの壮絶な確執が描かれます。
こじれにこじれてしまった、かつての友人同士の愛憎のゆくえは……?
製作総指揮を手がけるのは、大ヒットドラマ『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで知られるヒットメーカー、ライアン・マーフィ。 ローレンス・リーマーのベストセラー『Swan Song for an Era (カポーティと女たち)』を原作とし、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ミルク』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたガス・ヴァン・サントが、全8話中6話を監督しています。
優雅でゴージャスな衣装やセットとともに、スキャンダラスなニューヨークの上流階級の濃密な人間模様が堪能できる刺激的な一作です。
カポーティを絶対に許そうとしないベイブと、破滅的な生活を送るようになるカポーティ。その心の内には、どんな感情が渦巻いているのか? 見ごたえのある人間ドラマの後味は、甘くて切なく、いつまでも胸に余韻が残る。
ドラマ『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』放送・配信情報
【放送】 BS10 スターチャンネル
《字幕版》 7月15日(月・祝)より毎週月曜23:00 1話ずつ放送 ※7月13日(土) 13:15 第1話先行無料放送!
【配信】 スターチャンネルEX
7月14日(日)午前0時 第1話配信スタート ※7月14日(日)~8月12日(月・休) 期間限定 第1話無料配信
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