「自己理解が深まる」「人の心には多様性があると分かった」などと話題のMBTI。一体どういうものなのか、そして大人が結果をより前向きに活用するコツとは!? 実際にMBTIを受検したライターが、今回は会社員の女性(30歳)のエピソードを深掘りしていきます。
無料で診断できる16personalitiesと本当のMBTIは違う!?
Webで「MBTI」と調べると16personalitiesという無料の診断サイトも出てきますが、これはMBTIとは別もの。公式のMBTIは設問に答えて終わりではなく、その結果を元に“認定ユーザー”という資格保有者のもとで様々なワークを通して、それが本当に自分自身をあらわしているか検証していく時間が。認定ユーザーはタイプを診断するのではなく、最終的なタイプについては“ワークを通して受検者自身が探し出すもの”という特徴も!

【ENFJ】会社員・30歳がMBTIを受検! 結果の納得度は?
MBTI認定ユーザーのもとで、会社員女性・Dさん(30歳)が実際にMBTIを決定。タイプへの納得度や、受検後の日常生活の中でどのような変化があったのか?エピソードとともにお届けします。
電話やメールより直接会って話したい。大人数の飲み会ではストレスを感じることも!

Tero Vesalainen/Shutterstock
自分の性格を「好奇心旺盛で無邪気なほう」と認識しているDさん。加えて、日常生活の中ではこんなことが気になるのだとか。「ビジネス、プライベートともに、人とは直接会って話すのが一番好きです。電話は切るタイミングが難しいので、話すならば終わらせる時間を決めておきたい派。メールやLINEは感情を伝えるのが難しいツールだなと思っています。『あとでゆっくりと読み返して返事を書こう』と思ったまま時間がたち、悪気なく未読のままにしてしまうことや、返信のタイミングが遅くなりがち……。それから、大人数の飲み会では、誰に話を合わせたらいいのかがよく分からず、苦手です。相手とじっくり話したいので、二人だけでごはんに行くシチュエーションのほうが落ち着きます」
決定したタイプはENFJ! 自分の性格を客観視できた

Dさんは【ENFJ(内向直観を伴った 外向感情タイプ)】。人の気持ち、動機、心配事へいち早く気づくことができ、相手をサポートして成長を促す、周りを盛り上げながら説得し、導くリーダーになれるなどの特徴が。
「セッションを進めていく中で、自分が外向と内向か、感覚と直観、どっちを重視するのかなどを丁寧に理解していくことができました。今まで言語化できていなかった自分の性格の部分について腑に落ちたところも多くて。セルフプロデュースや今後のビジョン設計にも生かせそう。夫に結果を話したところ、『相手の問題を他人事とせずに向き合ったり、ときには、自分の決断を信じて周りを説得していったりするところは、Dの性格と重なっている』と感じたみたいでした」
MBTIは性格をジャッジするものではない!
Dさんはセッションを通じて、MBTIの意義そのものにも気づきがあったそう。「認定ユーザーの方から『MBTIは自分や相手を決めつけるものではない自己理解や自己理解を通じて他者のことを知り、心の指針としてポジティブに成長していくために使うもの』と聞いたのが印象に残っていて。血液型や動物占いなどカテゴライズものにはつい興味を持ってしまうので、『自分はこのタイプだから』、『あの人はこうだから』と、結果だけに捉われて無意識にカテゴライズしてしまわないよう、気をつけようと思いました」

MBTI認定ユーザー資格のほか、パーソナルカラー診断、骨格診断の資格も所持しておりイメージコンサルタントとして活動中。
構成・文/石井絵里