読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス! 大人のための今更漢字力検定、今回は体の部位に関連する難読漢字をピックアップ。いつも見ている体の一部。漢字で書くとこうだったの!!という発見も。早速チェック!
1.「項」
「項」、正しく読めますか?
「こう」と読みたくなりますが、別の読み方で、体のある一部を表します。
■使い方はこう!
「浴衣からのぞく彼女の項にドキッとした」
「熱中症対策に項を冷やすといいらしいよ」
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「項」の読み方は……
■正解は…
正解は、「うなじ」でした!
「項」の部首の「頁(おおがい)」は、ひざまずいた人間の頭部を表しています。
部首が「頁(おおがい)」の漢字は、顔周辺に関係がある言葉が多いのですが、
下の漢字は読めますか?
額
顎
頚
頬
正解はこちらをチェック!
2.「脹脛」
体の一部です。ここを細くしたいと、ダイエット中に思っている人、多いかも?
■使い方はこう!
「競輪選手の脹脛は逞しく、技術的だ」
「思いっきりジャンプしたら、脹脛の肉離れを起こした」
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「脹脛」の読み方は……
■正解は…
正解は、「ふくらはぎ」でした!
「ふくらはぎ」は、かつて「はぎ」と呼ばれていたんだそう。
やがて、膨らんでいる形から、ふっくらしているはぎ…
「ふくらはぎ」で定着したという説があります。
3.「鳩尾」
人間の急所…! ここを突かれたらウッと言っちゃいます。
■使い方はこう!
「ドラマで鳩尾を殴って気絶させるシーンを撮影する」
「鳩尾が痛いのは、胃の病気が原因かも」
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「鳩尾」の読み方は……
■正解は…
正解は……「みぞおち」でした!
音読みで「きゅうび」と読んでもOK。
また、「みずおち」ともいいます。
飲んだ水が落ちる胸元の部分という意味で「水落ち」といい、「みずおち」→「みぞおち」に変化したのだとか。
漢字は、その部分の形が鳩の尾に似ていることから「鳩尾」の字が当てられたといわれています。
4.「踝」
「踝」、正しく読めますか? 足のとある部分です。
■使い方はこう!
「脱げにくい踝ソックスを探している」
「踝をぶつけて、あまりの痛さに声がでなかった」
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「踝」の読み方は……
■正解は…
正解は、「くるぶし」でした。
「足」の「果て」でくるぶし、と覚えると覚えやすいですよ。
体の部位であしへんの漢字を使う場所は他にもあります。
下の漢字はそれぞれ体のどこのことか分かりますか?
踵
踁
蹠
正解はこちらをチェック!